詩人紹介

8月3日なってるハウスでの詩を提供してくださった方紹介・演奏曲・詩集 (敬称略)

・渡辺洋(わたなべひろし)
演奏曲「ふりかえるまなざし」渡辺洋 「最後の恋」まなざしとして 書肆山田
1955~2015詩人・編集者。「日記詩集 十月」(私家版・1987)「エゴイストとナルシシスト」(れんが書房新社1990)「白日」(書肆山田1996)
「少年日記」(書肆山田2002)「向日 歌う言葉」(書肆山田2010)「最後の恋 まなざしとして」(書肆山田2014)齋藤徹と幼稚園・小学校と同窓。再会直後に逝去。

・三角みづ紀(みすみみづき)
演奏曲「pilgrimage」三角みづ紀 書き下ろし
演奏曲「患う」三角みづ紀 「私を底辺として。」現代詩文庫 思潮社 「かなしやる」
詩人。1981年鹿児島生まれ。大学在学中に第42回現代詩手帖賞、第10回中原中也賞を受賞。第2詩集にて南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。
執筆の他、朗読活動も精力的に行い、自身のユニットのCDを2枚発表しスロベニア国際詩祭やリトアニア国際詩祭に招聘される。第5詩集『隣人のいない部屋』にて第22回萩原朔太郎賞を最年少受賞。

・薦田愛(こもだめぐみ)
演奏曲「てぃきら、うぃきら、ふぃきら、ゆきら、りきら、ら」薦田愛
演奏曲「ひが、そして、はぐ。」薦田愛
詩集に『苧環論』(書誌山田刊。第1回歴程新鋭賞)、『ティリ』(七月堂)、『流離縁起』(ふらんす堂)がある。
術家やダンサーとのコラボレーション、肉声による表現を試み、劇団・燐光群『現代能楽集三部作』「四時である」、
『現代能楽集第二巻 アクバルの姫君』(坂手氏と合作)では戯曲に挑む。2014年より、さとう三千魚氏のサイト「浜風文庫」に作品を寄せている。

・野村喜和夫(のむらきわお)
演奏曲「防柵7(沈めよ、顔を)」野村喜和夫 「ヌードな日」思潮社
演奏曲「防柵11(アヒダヘダツ)(ルリリ)」野村喜和夫 「ヌードな日」思潮社
1951年埼玉県生まれ。戦後世代を代表する詩人のひとりとして、現代詩の先端を走りつづける。
詩集に『風の配分』(高見順賞)『ニューインスピレーション』(現代詩花椿賞)『ヌードな日』(藤村記念歴程賞)、小説に『骨なしオデュッセイア』、
評論に『萩原朔太郎』(鮎川信夫賞)など。また、英訳選詩集『Spectacle & Pigsty』で2012 Best Translated Book Award in Poetry (USA)を受賞。

・寳玉義彦(ほうぎょくよしひこ)
演奏曲「遠いあなたに」寶玉義彦 「picnic」思潮社
演奏曲「青嵐の家」寶玉義彦 「picnic」思潮社
詩人。1976年、福島県生まれ。高校時代より和合亮一の勧めで詩を書き始め、後に田村隆一に私淑2015年、思潮社より第一詩集「Picnic」を上梓。
朗読による音楽家との共演、美術家・書道家との共作、詩人の視点からジャズの巨人の生き様を紹介するライブなど、執筆以外でも五目丼のように活動。

・木村裕(きむらゆたか)
演奏曲「デュオニュソース」木村裕 「宇宙の約束」2006~2011ブックワークス響
演奏曲「雫の音」木村裕 「宇宙の約束」2006~2011ブックワークス響
美術家。絵画、詩、音楽を共通の源泉から作ることを目指し、それぞれのジャンルで表現し、ひとつの場に共存させる。
美術の場以外でも、ジャンルごとの活動を、詩の同人誌やコンサートなどで行っている。

・市川洋子(いちかわようこ)
演奏曲「はじまりの時」市川洋子  同人誌「森ノ道」より
ステンドグラスアート作家、詩人。個展 「夜明けー白」 @アートフォーラム谷中「色の景」 @マキイマサルファインアーツなど。
コラボレーション Bauduin氏とのコラボレーション作品 “L’OMBRE de SILENCE”発 @GALERIE DOYEN Vannes など。
詩作 2015年より同人誌『森ノ道』にて発表している。