治療とドイツ最終演奏

昨日の続き:
血液検査の結果がまあまあだったので、第10回目抗がん剤治療を開始しました。

まあまあの結果と言うことは、ドイツ行き実施が良かったと言うことです。(すでに化学療法10回目ですので、免疫は下がっていてあたりまえ、他の数値も症状も正常とは言えませんが)これは大きい!

ジャンやステファニー(プロデュース、元看護婦)さんはじめ共演者・関係者の完全プロテクトの中で私の体調維持が成功し、なおかつ、公演が大変高い評価を得たということです。大成功と言って良いかと思います。

本当にありがとうございました。サイコーです。音楽療法です。

これから二週間に一回治療を行い(残り二回のみ)、6月初めにPETおよびCTスキャン検査をして、いよいよ、この先の治療日程を決めます。

理想的には7月中旬〜下旬のミッシェル・ニン・徹ツアーを終えて、彼らの帰国を見送り後に外科手術へと言う流れです。暑い夏になりそうです。もちろんまだ分かりませんが・・・

MEIN SCHOLSS公演の翌日、オットーさんの個展オープニングでパーティがあり、演奏を頼まれました。直毅さんを誘って久しぶりのデュオ。公演でやった曲を中心に大いに楽しめました。絵画も立体も大変スバラシイ。オットーさん(帽子の人)は15年前に胃癌摘出したサバイバー先輩です。その場で1枚の絵画が売却、こちらでは、売却した絵はそのまま購入者が持って帰ります。

ダンス公演の打ち上げカフェアダであったのですが(前回の投稿)、オットーさんは売り上げを打ち上げにカンパしてくださいました。なかなかできませぬ。かっちょよかった。ゲイジュツはパブリックサービスなのだ。