セバスチャンセッション その1

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セバスチャンとの2セッション〈その1〉

タンツテアターのリハーサルにちょっと煮詰まってくるとライブがあります。フランスにしても、今回のセバスチャンセッションにしてもちょうど良いときにありました。有りがたいです。

自閉症施設でのリハーサルをきっちり済ませ、ブッパタールフォーフィンケル駅まで送ってもらい、直毅さんとケルンへ電車移動でした。風邪気味の娘はリハーサルを欠席、自力でジャン宅からフォーフィンケル駅までやってきました。1回列車を間違えゾーリンゲン駅まで行ってしまったのですが、無事乗り換えてやって来ました。みんな頼もしくなりました。フォーフィンケル駅は小さな駅で、急にプラットフォームが変わり、アナウンスだけだったので分からなかったのですが、女学生集団が親切に仕草で教えてくれました。

ケルン駅大聖堂側タクシー乗り場でセバスチャンと待ち合わせ。数年前にドレスデンから一人でケルン駅に移動、大聖堂うらの博物館・図書館での55人のコントラバスアンサンブルBass Masse(CDになっています)を思い出します。あの時は、場所が分からず困っていたら、ベースを背負った(こちらの人はリュックのように背負う人が多い)人が何人もいてその後に付いていったら辿りついたっけ。

晴天のためセバスチャンはTシャツ1枚。私はダウン着用。いつもの笑顔と話し口のセブでした。今日のヴェニューのLOFTへ到着。ここはインプロやジャズのセンター。金沢や東京のオーケストラで働いたりしているフルーティストが鍵を開けてくれました。

近所のブックカフェで一息。来たことがあるな〜と記憶を辿っていくと、ジョン・ブッチャーさんとツアーをしたときに来たところでした。ロフトに帰ると本日のゲスト、ニコラ・ハイン(ギター)とサウンドチェック。若い世代の彼は世界中で旅を続けているようです。爆音ではなくさまざまな発音道具を駆使したインプロの音でした。

セブのアイディアでデュオ・トリオ・カルテットという組み合わせで演奏。これがうまく作用し、それぞれの良いところがよく分かる良いセッションでした。私とセブのデュオでは日本ツアーやドイツツアーが思い出されとてもインティメイトな感じがよみがえりました。うれしいものです。直毅さんも好調を維持しています。それもとてもうれしい。

日本人の聴衆も二人来てくださりお話をしました。良いものです。今晩はブッパタールに帰るので、急いで駅に直行、デュッセルで乗り換えて真夜中に帰宅。昂ぶった気持ちをワインで癒し、久しぶりに長時間睡眠ができました。翌朝の血糖値は今回最低(すばらしい!)。演奏しないとメンタルが保てないのかな〜。

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