ポレポレ坐 徹の部屋vol.39 終了

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ポレポレ坐 徹の部屋vol.39 ヨーロッパ壮行+CDリリース記念LIVE

無事終了しました。徹の部屋も39回目。サンキューでした。担当スタッフも最後ということもあり、それまたサンキュー!

広島・三重・大阪からもご来場アリ、CDのために憲法九条の書をしたためていただいた平野壮弦さん、久田舜一郎さんの謡った詩の作者さそうあきらさんもご来場、華やかな会になりました。開演まえにはCDで演奏してくれた今井和雄さんも顔をだしてくれました。

憲法九条の書にはひとつ秘密の字があります。おわかりになりました?

第1部:即興デュオ。

即興という行為を39回の歴史でいろいろ試しました。私たち(ミュージシャン・画家・ダンサー・書家などなど)表現した側も、聴衆も一緒に「学び」「育ち」ました。即興というあまり馴染みの無いジャンルをライブハウスでないポレポレ坐で何度となく試行錯誤して、場にとっても、「即興」とは縁もゆかりも無い人達の興味を促し、それぞれ自分自身の日常へフィードバックしていくことが出来たのかも知れません。とても誇らしいです。この日もダンサー、ステンドグラス作家、雅楽演奏家、画廊の方、鍼灸師、料理研究家などいろいろな職種の方がいらっしゃいましたが、それぞれの仕事・日常に引きつけることが出来たのではないかと思います。

「最先端の即興」「最高の即興」という言葉はそれ自体が矛盾しています。即興に最先端も最高もありません。なぜなら、即興は「自分自身」への対義語であるからです、常識への対義語であるからです。それも39回の中で学び続け、かけがえのない財産となりました。

お陰さまで、のびのびと即興できましたが、その「のびのび」も実は危険要因です。「いつもの」「お得意の」即興になってしまったらその瞬間に「即興」でなくなるからです。

第2部にそれぞれソロをやろう、とその日に提案したら、直毅さんはシャコンヌをやるというので、急遽わたしもバッハをやることにしました。何をやるかは直毅さんのシャコンヌを聴きながら決めました。

5番のプレリュードでは途中から即興になりました。それも私らしいかと・・・

乾千恵さんご家族が最前列にいらっしゃるので、第3部は「オペリータうたをさがして」からプレリュードのコード進行でガンガンとタンゴりました。ジュンバ・ミロンガ・タンゴのリズム。直毅さんには何も伝えていませんでしたが、あっと言う間に総てを察しガンガンとタンゴを弾いてくれました。コードが決まっていても即興たり得ます。何にも決まって無くても即興にならないことも十分あります。そこもポレポレ39回で鍛えられました。

いろいろな意味でサンキューの会でしたね。ありがとーしょこら。

なお、CD、DVD ともトラベシアHPにて通販しています。PayPal(ぺいぱる)も使えるようになりました。どうぞご利用くださいまし。

「6 trios improvisations with Tetsu & Naoki」(TRV-018)2000円

「ダンスとであって 竜太郎10番勝負!」(IZRB-01)1500円

です。

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