秋の長い一日

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長い一日でした。
午前から渋滞の中、中目黒のスタジオへ向かい、ちょっと録音。どういうかたちで公になるかまだ不明ですが、際どいものが録れました。

その後、横濱エアジンへ向かいました。開店まで時間が有ったので勝烈庵〜十番館でまったりしました。

こういう老舗は本当に居心地が良いです。まず、BGMが無い。店員さんがアルバイト風では無い。誇りを持って働いています。それだけで「ありがたい・有り難い」世の中になってしまったのですね。棟方志功を観るだけでも良いです。(そしてエアジンにはホンモノのミロがあります。茶会記にはエゴンシーレがありますし・・・)

本年の「何でも音楽祭〈秋〉」には、「うたをさがしてカルテット」で臨みました。

梅本さんがプロデュースをしていた頃のプロムナードからこの時期の横濱では演奏の想い出がたくさんあります。箏のアンサンブルを試したり、(デビュー前の?)小松亮太さんとピアソラ演奏をしたり、バールフィリップス、ジョエルレアンドルと出演したり、神奈川フィルハーモニー管弦楽団と何回も演奏したり・・・、その時々での「勝負」ネタで臨んだのです。そんなわけで、ことしは「うたをさがしてカルテット」で出演です。

演目は私のオリジナル(コトバは乾千恵、テオ・アンゲロプロス、トニーノ・グエッラ、渡辺洋)とジョビン・シコ・エドゥ・ヴィラロボス・ジャコードバンドリンのブラジル音楽。

じゅんこさんとの演奏でマイクを使ったことは一度もありません。アコースティックの演奏で自然にバランスが取れてくるし、歌う位置を前後に移動させたりして済ませます。これだけでも私にとってとても楽です。マイクを通さないと小さい音が有効に使えます。1人1人の生がそのまま反映されます。

2回目になるカルテットの演奏は、何の問題も無く、深化していきました。有り難い共演者のみなさまです。まあ、このメンバーでこのプログラムで、という条件だと「良い」演奏は確実に期待できます。しかし、それでは満足できない私(たち)でもあります。なんとも欲深いカルテットです。どちらがよいかということではなく、8月初演の時とは違う音になりました。

結局この4人の現状・音楽欲を何回も満足させ、続けねばと思わせる楽曲が必要なのかも知れません。「音楽」が行き先を示してくれているはずです。一応リーダーそして年長さんとしては、それをキャッチしなければなりますまい。自分の、そしてメンバーの、そして世の中のマッピング(どこに居るのか、それはどういう意味なのか)の正確さが問われているのだと思います。

終演後、旭川モケラモケラから誕生ケーキが届きました。ビックリ。実際の誕生日はヨーロッパなので、日本でお祝いをしようと画策してくれていました。嬉しいですね〜。旭川からケーキ、沖縄から先日チャイハナで共演した「そんちょう」さんとお連れの方、小沢昭一さんの形見分けで沖縄音楽総覧の大きなボックスセット2箱をいただいたり沖縄付いています。大阪からドモンケーブルの澤居大三郎さんとお連れの方、スケールの大きな?感じでした。澤居さんはドモンケーブルの検証をプロムナードで枠を作ってやったことがあります。

同じ誕生日のバール・フィリップスさんとリヨン近郊で一週間前の誕生会をする約束になっています。またご報告いたします。3年前はホール・エッグファームでベースアンサンブル弦311とバール・フィリップスさんの合同演奏でした。(CD化されました。その売り上げをグループのInternational Society of Bassistsのロチェスターコンヴェンション参加に使わせていただきました。本当に良い想い出です。)。

誕生日というと、ヨーロッパでは誕生日その日を寿ぐのですが、日本では誕生日から一年間の幸を願うような傾向があるように思います。私はそれが好きです。一年の区切りとして味わいます。ありがとー!

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