夏のポレポレ祭りだい!

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夏のポレポレ祭りだい!

 

思えば一年前の今日がユーラシアンエコーズ第2章公演でした。DVDもできて、ソウルでの関連公演もでき、今月末には「もしかして」の東京での飛び入りがありそう。(判明次第おつたえします。)

 

ジャンさんワークショップ@「いずるば」も今日明日を残すのみ。いつものように終わりかけるとがぜん盛り上がってきています。竜太郎10番勝負!も明後日から。

 

そして、夏のポレポレ祭り、というか、徹の部屋2デイズ。以前、「ミモザの舟に乗って」は2日間やりましたが、今回は違う演目での2デイズ。フライヤはA4サイズでA5サイズの2枚が繋がっています。別々にも使えるわけです。

 

22日:CD「明」ライブ@キッドアイラックホール リリース記念デュオ with喜多直毅

23日:メーザ(ブラジル音楽の食卓へどーぞ)with オオタマル・さとうじゅんこ・喜多直毅

 

夏が終わる前に、きっちりと刻みつけたるで~。

 

 

徹の部屋vol.31
「明 ライブ@キッドアイラックアートホール」CD発売記念ライブ

■日時:2014年8月22日(金)19:00 open / 19:30 start
■出演:喜多直毅(ヴァイオリン)、齋藤徹(コントラバス)
■料金:予約2,500円/当日3,000円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

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タイトルをどうしよう?何も決めていない即興2本だから、
タイトルは要らないよ、なんなら「one night at Kid Ailack Hall」でも「Tetsu & Naoki duo」でも良いし。
と思っていましたが、タイトルは直接、言語感覚を示すものだし、ジャケットやタイトルからイメージが拡がることもあるので、ちょっと考えて見ました。

バイオリンは太陽、コントラバスは月だろうと、長年感じていました。華やかに主旋律を歌う楽器と底辺を支える楽器。
(同様にチェロは太陽、ヴィオラは月かとも。)そんな主従関係はヤなこった、と若いときは否定してきましたが、
好きなバイオリンなら喜んで伴奏したいと思うことができるようになってきました。それぞれの立場・状況・歴史・夢があるのだ、
それを粛々と行うことに歓びさえ感じるようになったのかもしれません。「そう言うほど伴奏してないじゃん」って誰?

トゥールーズでベースソロ開演前、照明担当スタッフ(日本映画ファンのアルゼンチン人)が「黒澤明」の明の意味は?と聞いてきました。
私が乾千恵さんの書「月」をインスタレーションに使っていたので、思い出したようです。私は詳しくは知らなかったので推測で「日=太陽」と「月」が合わさって明るい、
と答えておきました。彼は感じ入ったような様子でした。そしてなんとちょうど生まれた赤ん坊にAKIRAと名づけると言っていました。帰国後よく調べると、月は三日月の月ですが、
日=太陽ではなく、「冏」=窓、「窓から入る月の光が明るい」語源説が主流とのこと。

とまれ、このデュオには太陽と月が共演することが「明るさ」も夜窓から射す月光の 暖かさも感じることができます。そんな願いを込めて「明」をタイトルに選びました。

(齋藤徹 CD「明 ライブ@キッドアイラックアートホール」ライナーノートより)

徹の部屋vol.32
「Mesa ブラジル音楽の食卓へようこそ」

■日時:2014年8月23日(土)19:00 open / 19:30 start
■出演:さとうじゅんこ(歌)オオタマル(ブラジルギター)喜多直毅(ヴァイオリン)齋藤徹(コントラバス)
■料金:予約2,500円/当日3,000円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp

「好きな音楽と自分が演奏する音楽は違うのだ!」と信じ、30年以上、演奏を避けてきているので大変なことです。
また、すばらしい曲を知りすぎているので更に大変。また、広大なブラジル音楽の領域のどこをとりあげるかで大変、
そして、そして、「今・ここで・私たち」が演奏する動機をシッカリ確認することが何より大変です。
外国の音楽を演奏することの難しさは知っています。現在の音楽活動の大半が自作か即興というのもその結果です。
早々にジャズを諦めたのもその結果です。かつてピアソラの音楽だけを集中的に演奏したことがありました。好きが高じて、もうたまらん、やるしかない、という感じでした。

タンゴ・ピアソラの音楽が「自己主張」「自己表現性」の強い音楽であるのに対し、ブラジルの音楽は「うた」が何より大事で「みんなとシェア」することが自然です。
有名曲も超有名曲もどんどん取り入れます。さとうじゅんこさんに出会ったから実現出来たました。名曲も超有名曲もどんどん取り入れます。
語るようにうたうスタイルではなく、エリゼッチ・カルドーゾ、エリス・レジーナ、ナナ・カイミと繋がってきた流れです。
また、器楽的にたいへ〜ん難しく、かつ、た〜いへん楽しいショーロもとりあげます。
クールでオシャレな午後のティータイムのBGM音楽とは一味違うブラジル音楽をお楽しみ下さい。

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