オペリータ「うたをさがして」が大成功して(夢想ですが・・)、ジャンはピナの仕事のために即帰国しますが、オリヴィエ・マヌーリは一週間余裕があるので4つライブをやります。
1:21日 エル・チョクロ(雑司ヶ谷) 峰万里恵・高場将美・オリヴィエ・マヌーリ・齋藤徹
2:24日 ポレポレ坐(東中野) オリヴィエ・マヌーリ、喜多直毅、齋藤徹、さとうじゅんこ
3:25日 東壽院(静岡)オリヴィエ・マヌーリ、喜多直毅、齋藤徹
4:26日 エアジン(横濱)オリヴィエ・マヌーリ、喜多直毅、齋藤徹、さとうじゅんこ
(27日にオリヴィエは帰国)
ポレポレ坐、エアジンのために書いた文章です。すべてに共通しま〜〜す。
タイトル「ケ・プラセーーーーール、 フリータンゴ」フリータンゴ?何それ?日本では何となく馴染まない言葉ですね。オリヴィエ・マヌーリ(バンドネオン)が以前から提唱しています。美大出身で今も絵画の個展をしているオリヴィエは(兄は著名な現代音楽作曲家フィリップ・マヌーリ)音楽の楽しさ、人生の楽しさをバンドネオンで表しています。彼との合言葉は「ケ・プラセーーーーール!」(なんて楽しーーーい!)です。友人オラシオ・フェレールと肩を組んで飲み明かしながら二人で言い始めた言葉だそうです。しばしばピアソラ系統のバンドネオン奏者のように言われますがそれはちょっと違います。高場将美さんがビックリしていたように彼はポルテーニャのスペイン語を話します。(ブエノスアイレスの下町ことば)古いタンゴの歌はほとんど覚えていて歌うことができます。ピアソラよりはトロイロに思い入れ深いのです。そんな彼は、カンドンベ(ウルグアイで盛んなアフリカ系のリズムを持つタンゴのひとつ)を愛しグループを作っています。また熱心なジャズファンでもありセロニアス・モンクの曲集を出したりしています。カンドンベやジャズの自由な精神が好きなのですね。随分前にウルグアイのピアニストと組んで「フリータンゴ」を始めました。タンゴを基調としながらより自由な展開を目指しています。この夏、喜多直毅さんがパリのオリヴィエ宅を訪れ、フリータンゴセッションをしたそうです。それを今回日本で私を含めてやります。前回「千恵の輪」企画で来日したとき、こんどはテツとフリータンゴをやろうやろうやろう!と盛んに言っていました。楽しみですね。もう一つの楽しみ。さとうじゅんこさんがゲストで出演します!ずんこ人生初のタンゴ・フォルクローレです。これも乞うご期待!齋藤徹ヴィニシウスには目をつぶってもらって(フェリシダージの詞)歓びもなが〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜く続くのです。