1ヶ月の封印を解く

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帰国しました。石炭をば、早積み果てつ、のドイツはさすがに遠いです。志ん生師匠の「寝床」では番頭さんが旦那の義太夫を避けて逃げて逃げて辿り着いた先がドイツでした。このギャグは何回聞いても笑ってしまいます。かつて日本のお医者さんはドイツ語でカルテを書いていましたし、コントラバスの弓もドイツ式が当たり前でした。私は裏切ってフランス式に換えてしまいましたが・・・・。カフカ「変身」と映画「愛を読むひと」を旅の間に鑑賞しました。ドイツのおみやげは歯磨き粉WELEDA。ジャンに教わりました。レ・クアン・ニンも愛用。

 

地震対策としてこんな状態で置いておかねばならないのは、考えて見れば異常です。とまれ、今日1ヶ月の封印を解き、やっと自分の楽器に触れることができます。1ヶ月のベース漬けでしたが、自分の楽器を弾けなかったのは残念ですが、成果を上げて無事に帰ってくることが出来ただけでも花丸としなければなりませんな。

 

これから三週の週末に演奏があります。それが終わればホッと、いやいや、88コンサートです。それが終わればホッと、いやいや 死ぬまで続くのでしょうか。

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