↑ブッパタル・オルトでリハ時、声の即興
「あにき!とうとう俺の番がやってきたぜ。よろしくたのむ。」と言われたら「おーよ。みなまで言うな、万事まかしとき、」と言うしかありえません。正月のことでした。
というわけで、3月15日「いずるば」(http://izuruba.jp)で矢萩竜太郎クンと私の即興セッション「こんにちはコントラバス」があります。大田区田園調布本町38-8
19:00開場、19:30開演 料金1000円
問い合わせ:電話 080-3584-3315、メール:izuru38yry@softbank.ne.jp
もう結構長い共演歴があり、忘れられぬ想い出も多くあります。
初共演の時は演劇仕立てでした。終演後楽屋で突っ伏して泣いているのを目撃、声をかけると「うれしくて泣いちゃった」ということ。その姿に感動しました。私が忘れてしまった何かです。アゴラ劇場で鼓の久田舜一郎さんとも共演しましたね。何と言ってもブッパタールのオルトでのダンスは百戦錬磨のドイツ人聴衆を泣かせました。わたしもうれしかったよ。
311直後のセッションでは岩下徹さん、喜多直毅さんとのカルテットでしたが、竜ちゃんがすべてをかっさらっていきました。311直後、余震が続き、先行きなど誰もわからず、みんな不安で精神的にある種、異常事態でした。人々が普通のものでは満足できない、something elseが必要な時に、竜ちゃんのダンスが一番輝きました。幼児も踊り出しちゃってね。
ジャンさんの個人レッスンの最終日の2人の即興はすばらしかったです。言葉によるインプロが演劇を生み、ただの2本の棒が橋になったりしました。私が「いずるば」をお借りしたコンサートのアンコールではいつも出てくれています。ジャン・サスポータス、バール・フィリップス、ミッシェル・ドネダ、レ・クアン・ニン、オリヴィエ・マヌーリ、クリストフ・イルマー、ウテ・フォルカー、ベースアンサンブル弦311、師匠の岩下徹、久田舜一郎さんなどなどと共演しているダンサーなんてそうざらにいないぜ。
1時間くらいの即興セッションになります。
どうぞ、夜露死苦!