丈輝との20分の5、終了

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このところ数年間、11月12月になると銀座ギャラリー悠玄、吉祥寺サウンド・カフェDzumi、工藤丈輝とのデュオをずっとやってきています。それぞれがその1年のこと来年のことを見晴らす絶好の機会になっているようです。
都会に残ったわずかな良いところは、こういう場所があり、参加してくれる共演者がいて、ご来場してくださるお客様がいるということでしょうか。
丈輝とのデュオは冗談のように「どうせやるなら20年やろう」と言って始まったのですが、これで5回終わりました。えっ、もう4分の1済んでしまったのです。この分なら私が70歳、丈輝が58歳の満期を迎えることも不可能では無いかもしれません。20分の5というような言い方をすれば20分の25だって、20分の30だってあるじゃない?なんて冗談もでたりして。
大好きなキッドの音響の中でできることは幸せです。今年もキッドにはお世話になりました。大震災のため、ジャンさんが来日できず、Skypeでブッパタールから参加した会(喜多直毅さん共演)は余震の中、異常な体験でした。今でも思い出すとドキドキします。5月のコントラバス5重奏は、はじけた演奏でホール中にコントラバスの音を染みこませました。ここで収録された映像がDVDに一曲使われます。10月のミッシェル、ニンツアーでは超満員のお客様の中で喜多直毅さんをゲストに、そして工藤丈輝とのデュオ、濃いです。
5年間旭川から通ってくださる方もしっかりご来場くださり、新しいお客さまや懐かしい顔、寒さも増してきて、年の暮れ気分も付け加わります。このところ電車で通っているので終演後は地下のブックカフェ「塊多」での打ち上げも楽しみになってきました。昨日はギタリストがショーロやワルツを弾いてくれたり、良い感じに夜が更けて行きました。ありがとうございました。
さてさて来年は?

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