ワールドミュージックの館

「あれ」から何が変わったかって言っても:
夢成し遂げても、夢破れても、望みかなっても、かなわなくても、フツーに歳を取って、家族や友人と共に生きるようなことの意味合いが変わってしまったことでしょう。
アメニモマケズで言えば、
アメにあたるとヒバクし、玄米・野菜の放射能汚染におびえ、ヒデリやサムサではなく放射能で田畑を耕すことが何十万年できない・・・
自分で自分の生き方を決められる範囲が減ってしまったということなのかもしれません。それもその多くが大事な項目でです。
とは言え、私が子供の頃(1960年代)は、米・ソ・中の地上核実験によって、まったく無自覚にさんざん今以上の放射能を浴びてきているのだから、自覚しているか、していないかの違いだけなのかも知れません。
自分と世の中について考える多くのきっかけになったことだけは事実です。
第1回目が「あれ」のせいで延期になってしまった峰万里恵・高場将美による「ワールドミュージックの館」が6月18日に迫り、リハーサルが進んでいます。こうやって久しぶりに音を合わせたりすると「あれ」以前・以後では意識が違うことは確実です。おふたりが厳選した「世界遺産」のような名曲を演奏することはなんとも誇らしいことです。アマリア・ロドリゲスの歌っていた二曲のファドの元々の詩は900年前と400年前!!
今回すべてがスペイン語・ポルトガル語そしてグワラニー語です。(アンコールに日本語訳があります。アンコールお願いします?)私は、サンフランシスコでカエターノ・ヴェローゾの「a foreign sound(異国の香り~アメリカンソングス)」を聴いたときに決定的に感じた違和感をいまだに引きずっています。
英語・アメリカ語の歌は今、どうもイケマセン。私の子供時代は、世の中全体でアメリカの文化を憧れるように仕組まれていたように思います。プロレス・プロ野球・ディズニー・テレビ・ラジオ(FENなんてありました。)ポップス・ジャズ・衣/食生活・映画・・・・・その中に原発もあったのですね。鉄腕アトムもゴジラもドラえもんも原子力の申し子。
そろそろいいんじゃない?と思います。
と言うわけで(どう言うわけ?)よろしくお願いします。


ワールド・ミュージックの館~峰万里恵と仲間たち~
『第1回  精霊たちのつくったうた 』

遠い土地から……過ぎ去った時の中から……
時空を超えて生きつづける歌たち
詩の心のこだまを感じてください!


■日時:2011年6月18日(土)18:30開場/19:00開演
■出演:峰万里恵(うた)齋藤徹(コントラバス)
    喜多直毅(ヴァイオリン)高場将美(ギター、話し)
■料金:予約3,000円/当日3,500円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社) event@polepoletimes.jp

゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜
みなさま いかがおすごしでしょうか。
桜の花も 今年は ほんのつかの間 美しい姿をあらわして
ほんとうにひかえめに みずみずしい葉に姿を変えました。
3月に予定しておりました この企画の第1回を
6月18日に延期させていただくことになり、
こうしてみなさまに またお知らせすることになりました。
歌によって 目に見えない世界に生きることができるように、
精霊や天使たちの恵みの世界を味わうことができるように、
祈りをこめて 歌い 演奏いたします。
みなさまのお越しを 心からお待ちしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。(峰 万里恵)
●予定曲目—-国籍を超えた曲ばかりですが、ここでは見やすいように、
国別に書きました。歌詞のことばは、スペイン語、ポルトガル語、グワラニー語です。
アルゼンチン:ヴァイオリンのチャカレーラ/わたしは光になりたい/
  両親の家(タンゴ、歌なし演奏)
チリ:17才に帰る
パラグアイ:レハニーア(遠いもの)
ブラジル:カボークラ・ジュレーマ
ペルー:アザミの肌、灰の肌
ポルトガル:ラグリマ(涙)/カンティーガ・ド・アミーゴ
メキシコ:ラ・ジョローナ(泣き女)/黄金の小舟
……ほか

゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜゜

イメージ 1

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です