ジャンさん来日しました。

ジャンさん来日しました。
JAL便は乗客60~70名、日本人以外に見える人は6名!
今の日本が世界でどう見られているかの実例でしょう。
本当にひどいことになっている。覆水盆に返らず。おかげで6席使ってゆっくり寝てこれたとのこと。それはそれで良かったかと。

すぐに「塩」に行く。お帰りなさい、と歓迎される。和食に舌鼓。
話はどうしても原発。
フランス語・ドイツ語・英語のサイトを自在に閲覧している彼の情報量は多く鋭い。彼が知らないのは、日本の特殊な事情だけ。官僚の成り立ち、天下り、記者クラブ制度、東電の収入の仕組み、どうやって御用学者・文化人を作ったか(もちろんお金の実例)、民主党の内部事情などを説明していると、情けなく、悲しくなってくる。そんな状態を存続させていた私たち。

ドイツが原発撤廃を決めても、足りない電力をチェコやフランスの原発から買うなら同じこと。しかし、スペインでは風力発電が全てを上回ったとか、日本の科学者が70%の効率の太陽光発電の仕組みを発明したとか、明るい話題も少し出る。

5月23日に一緒にやる宮沢賢治ものはロジャー・パルバースさんの発案。
東北に縁が深いロジャーさんの震災に関するメッセージ:
http://japanecho.net/jp/topic/0001/
の中で引用されている賢治さんのコトバは「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はあり得ない」これをどうとらえたらいいのだろう。

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瀬辺佳子さん作のジャンさん

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