あるひ、もりで・・・

旭川のアートスペース・モケラモケラ http://web.me.com/ruyka/ でやったワークショップ「女達の一弦(男も少しいます)」は、たいへん盛り上がって,終わった気がせず、いまでも続いているように思っています。
昼間いろいろな仕事で忙しい各人が一弦楽器を作るところからはじまり、試行錯誤の末に、プレゼンテーションもしました。

そのメンバー橋本泰子さんが9/19にイヴェント「あるひ、もりで・・・」をやる、というチラシを受け取りました。場所は旭川の隣町・鷹栖町の森、「大雪の園」の前に拡がる森の中で、1日だけゆかりの作家さん達の作品を展示するとのこと。私はここに宿を借りたことが何回かあります。降るような星、「おおかみの桃」というトマトジュースは忘れられません。秋の1日,森を散策するなんて良いですね。参加できる人たちがとても羨ましい。私はライブがあるので参加できませんが、気持ちは森で楽器を弾いています。

9月19日(日)10:00~17:00 入場無料 小雨決行 
大雪の園の住所は北海道上川郡鷹栖町18線9号 旭川中心部から車で20分くらい。伝承館が見えてきたらすぐ先です。

「女達の一弦(男も少しいます)」の各人の作品(分身)とも言うべき一弦楽器は、それは素晴らしいもので、題材にした絵本も生まれました。(イタヤン作)。小沢昭一さんのフィルムで恐山のシャーマンがほとんど同じカタチの梓弓を叩いて神降ろしをしているのを見てびっくりしたり。

ふと手に入れたCD「Women Artists of Lake Sebu」はフィリピン、ミンダナオ島、セブ湖(セブ島ではない)に住むティボリ族の11人の女性による自作楽器の演奏。朝から夜までのフィールド録音です。実にのびのびとして生活と音楽が一致、いろいろな服飾、装飾品も当然自作して楽しんでいます。写真に写った彼女たちの笑顔もサイコーです。日本盤には、詳細な解説もついています。

これを聴いていたら、「女達の一弦(男も少しいます)」が、ワープしてそこに住んでいるような気がしてしまいました。

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