このところずっと「浸水の森」用の作曲中です。この数年、小林さんが作曲をずっと委嘱してくれています。気心が知れているので、とても楽しい作業ですが、アイディアを紙に移す作業が、この暑い中、なかなかはかどりません・・・まあ、明日の第1回リハまでには何とかなるでしょう。CDになった「朱い場所」の続編という感じかな。
裕児さんのリクエストで喜多直毅さんに参加をお願いしました。アコーディオンの音が欲しい、と思っていたら直毅さんに佐藤芳明さんを推薦していただきました。お忙しいお二人も演奏を快諾していただきたいへんラッキーです。
始めて新国立美術館で、この絵を見た時、アンゲロプロスの浸水した村(エレニの旅)が思い起こされました。この春のヨーロッパツアーで多くのギリシャ人に会い、連絡が続いています。(先日の静岡公演でもアラン・ダニエルソンがエレニ・カラインドルーの曲を使っていました。)
バルカンと中南米の音楽の要素が出てくるかと・・・・
何はともあれ、この巨大な絵(273×350cm)の前で演奏できるのは本当に楽しみであります。
小林裕児展
2010年9月4日〜18日
午前11:00〜午後6:30(日曜休郎)
小林裕児展企画パフォーマンス
「浸水の森」の前で、物語とダンスそして音楽に出会う
9月7日(火)開場・18:30 開演・19:00
1;絵から生まれた物語とダンス
上村なおか(ダンス)、広田淳一(物語)他
2;絵から生まれた音楽
齋藤徹(コントラバス・作曲)喜多直毅(バイオリン)佐藤芳明(アコーディオン)
入場料:2000円(学生1000円)要予約
予約・問い合わせ:ギャラリー椿 〒104ー0031 中央区京橋3-3-10第一下村ビル1F 電話:03ー3281ー7808 Mail:gtsubaki@yb3.so-net.ne.jp
URL: http://gallery-tsubaki.jp