ジョセリンさんから訂正のコメントが来た。そう、彼女は日本語・韓国語・中国語ができ、日本の箏、韓国のカヤグム、中国のチェンができるという人類史上?唯一の人。(ブログもチェックしてくれていたのだ。)その視点から自身のアンサンブルでは三種の箏が入っている。Three Z plus(三つのチター)と言う名前のグループ(http://iiiz.jocelynclark.com/IIIzithers.html)。今年から水谷隆子さんが加わると言うからますます楽しみ。
訂正とは、鉄道のこと。写真に写っていた鉄道は、鉱山用ではなく、1943年にWhittierという軍港・燃料倉庫へ軍事目的で物資を運ぶために作られたものだそうです。すいません。私はゴールドラッシュとか、石炭とかの発想をしてしまいました。「人間の欲望」という点では間違っていなかったか。
写真のコメントも、「アンゲロプロスの見過ぎ」と、娘につっこまれた。すいません。ディミトリスとアンゲロプロスについても話した。彼が好きなら、エミール・クストリッツアーを観たか?と聞かれた。知らなかったので、帰国後「underground」「ジプシーの時」を観た。旧ユーゴ出身の監督。「アンダーグラウンド」の発想、工夫はたいしたものだった。トニー・ガトリフ監督(アルジェリア出身)の映画にも私の知らないヨーロッパが描かれている。パリでもロンドンでもベルリンでもないヨーロッパのことは映画が教えてくれる。
昨年の九州では、セルビア人のアコーディオン奏者と共演したし、今年名古屋ではセルビア人の青年に会った。極東の消費大国に来て何を思うのだろうか。