無絃琴と銅鑼三味線

 

無絃琴

2年前のシアターχでの庄﨑隆志さん・東駒子さんとの共演舞台 人形劇「若き北斎 達磨を描く」の縮小版を代々木のオリンピック記念青少年総合センターで再演します。 https://tyafes-japan.com/

2年前と言えば手術後で、現場復帰ができるかどうかままならぬ時期。それでも良いから是非やってほしい、と依頼されたので、心して受けた仕事でした。(今ビデオを見返すとかなり焦りのある演奏内容でした。)
https://www.youtube.com/watch…

その頃、ワークショップを始めていて無絃琴について調べていました。遠くは陶淵明、近くは良寛、漱石 百閒 一恵 などアジアに浸透するような考え方。弦の張っていない琴。それで良いじゃないか、なにも弦を鳴らさなくたって想像力で鳴る。という考え方です。それは、昨今のエアーギター(エレキギターを搔き鳴らすロックギタリストの真似をギター無しでやる)と同じかも。

先日のいずるばフェスティバルでも良寛さんの無絃琴の詩をプロジェクターで映して佐草夏美さんと竜太郎さんの静謐なデュオ、そこに異化効果のように土井博樹さんのディストーションギター、小川隼人さんの音にならないサックスを通過させました。

ビックリしたのは、庄﨑さんがこの舞台で「銅鑼三味線」を演奏したのです。もちろん弦は張ってありません。ゴンゴ〜ンと激しい音をさせながら演奏します。(庄﨑隆志さんは聾の俳優です)
その音はまさにその場、その楽器、その人(狂人北斎)の音でした。

いろいろなものが繋がっている昨今です。
さて、そのリハーサルに行って来ます。

【未知なる未来へ TYA インクルーシブ・アーツ・フェスティバル2019】
~様々な障がいと個性を持ったすべての子どもたちへ~
国立オリンピック記念青少年総合センター 小ホール
1月17日(木)19時開演 演目:UKIYOE 北斎
出演:庄崎隆志 東駒子 齋藤徹(演奏)
障がいの有無、様々なセクシャリティー、文化、人種など分け隔てることがなく、
すべての人が共に芸術にふれることができるフェスティバルの一コマで江戸時代を生き抜いた浮世絵師、葛飾北斎の人形劇を上演します。
一昨年シアターXで上演し好評いただいた内容を子供達にも伝わるようアレンジ。決して子供向けではなく、本物の芸術に触れてもらうべく新たに磨きをかけた内容となっています。
ただただ自分の好きなことだけに没頭して破天荒と呼ばれた
北斎の生き方から学べることもたくさんあるのではと思います。
新たな元号を迎える準備として北斎に会いに来てください。
●チケットの申し込みはメッセージをいただけましたらご予約(当日精算)としても
承ります。
●フェスティバルの公式サイトはこちら
https://tyafes-japan.com/
【予約方法】
「チケットぴあ」で予約できます。
チケットぴあHP、または電話にてPコードでお申し込みください。
Pコードは上記対象作品一覧にてご確認ください。
□■□(フェスHP https://tyafes-japan.com/
各作品紹介ページにもPコードとチケットページリンクを記載しております
TEL:0570-02-9999
HP:https://t.pia.jp/
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4、同一Pコードの作品が表示されます。ご希望の公演を選択してください。
※注意※Pコードは「会場ごと」に割り当てられており、フェス開催期間内に同一会場で上演される公演は同じPコードになっております。演目・上演日時のお間違いがないかご確認のうえ決済画面へお進みください。
《決済方法》
以下の5つの方法が選べます。
・クレジットカード
・コンビニ支払い(セブンイレブン・ファミリーマート)
・ぴあ店舗
・イーコンテクスト(コンビニ、ATM、ネットバンキング、楽天Edy)
・電子マネーちょコム
※動画は一昨年シアターXにて上演したものです。