グラッドベックセッション終了

 

グラッドベックセッション終了

一昨日にブッパタールはゲリラ豪雨に襲われ、2㎝大の雹が長時間降り、浸水した商店、学校、続出。午前中は30℃近くまで晴れ渡り、急遽学校が午前で終わりになった後でした。ジャン宅の小鳥も異常を感じたか鳴き狂い、蜂が入ってきたり、老犬がうろうろしたり。

翌日、渋滞を抜けてグラッドベックへ。昨年、私が化学療法のために公演直後帰国した後、タンツテアターメンバーがセッションをして大評判だったので、今年もお願いします。ということ。

鉄道脇の倉庫を改造したMAGAZINのロケーションは広島のアビエルトのようです。列車が到着するといえば、東中野ポレポレ坐、そして湯布院、演奏していてウェルカムなものです。「ここは銀河ステイション、銀河ステイション」と聞こえてきそうです。

こんな小さな街で、即興セッションを楽しみにしているなんて。今回も早々に売り切れ。以後も電話が鳴り止まずという状況はどう説明すれば良いのでしょう?わかりません。新聞発表の開演時刻が一時間早かったので多くの人が早めに到着。もめるでもなく、一杯引っかけています。

こちらに住んでいらっしゃる日本の音楽療法のパイオニアにお一人、房代・ヴォン・トゥインクル・多田さんが、「いずるば」での私のワークショップをFBでしり、興味を持っていただき、ケルンでの「私の城」でお目に掛かりました。ご興味を持っていただいたらしく、本公演にもご主人共々ご来場くださいました。疲労が溜まっている身ですが、房代さんとなんとかお話ができました。同じようなことを感じ、同じようなことを思っている方です。「一人じゃない」という言葉をいただきました。蝋燭を1本増やし、私の快癒を毎日祈ってくださっているということ。ありがとうございます。

私は、ケンジ・タカギさんとクリステルさんとの初DUOが組み込まれていました。ピナで長年やってきている経験・身体性・知性・反知性・アンチパワーがあふれ出て、どんな音にもどんな無音にも反応してきます。それはお喋りの反応ではありません。お喋り的な反応はどうしても遅れがちになります。一緒に先を見ながら未来の相手・未来の本人に対して反応しています。公演後お二人から「徹の音は、踊らされる」という感想をいただきました。はい、私は半眼微笑・ミラーニューロンを思いながら、自分の不具合を被害者意識にせず、やっておりますので、その感想はとてもうれしい。

まず、音楽だけ10分→ケンジ・徹→ウテ・千香子→絵梨・直毅・ヴォルフガング→クリステル・徹→全員 一時間という構成でした。

私の不具合については、被害者意識などでは全くなく、幸運と奇跡の合わせ技であることに気がつきました。左手の指の骨はすこしずつ変形しだし、硬化してきているのである程度以上は握ることができません。もし私がギターやバイオリンだったら、演奏不可でしょう。しかしコントラバスのネックの太さ程度には指も曲がりますので演奏「できる」のです。また、私がクラシック専門の演奏家だったら、公での演奏を諦めていたでしょう。しかし、即興やオリジナル系の演奏ですから「できる」のです。またまた、足裏の浮腫は感覚的にいって3㎝の水と鉄板が入っている感じですので直立していることができないのですが、コントラバスを杖がわりに立っていられます。

この偶然の三乗。奇跡的です。やっぱり、やらねばならないことがあるのだ、というお告げと勝手に解釈。あと4本、やりぬく覚悟のこころだ〜。

#JF