シュタイナー学校訪問

本日はシュタイナー学校を訪問し、オイリュトミーのクラスでヴォルフガング・ズッフナーさんと一緒に生徒達と音楽で遊びました。日本でも話題になってきているシュタイナー学校 ルドルフ・シュタイナーの思想実現のための学校。 11学年あり、木工や農作業など「最初から自分で作ってみる」を積極的に取り入れた教育をしています。ジャンの息子もここに通っています。

日本人の先生もいらっしゃって、学校にとてもピッタリと馴染んで教職員の間でも大変高く評価されていました。すばらし。1人でがんばっているもう一人の日本人を発見。今回は、彼女が通訳をしてくれました。私がつたない英語でやるより、生徒達にも日本語の音を聞かせたいといういかにもシュタイナー流です。

ヴォルフガングはチューバ・ユーフォニウム・トランペットを、私はコントラバスの成り立ちを説明。シュタイナー風に、弦は腸、弓の毛は馬、松の脂で演奏する、とても自然と親和していること、雑音と倍音のためにこんなに大きくなっている、ことを話しました。バッハ1番のアルマンド、Fのブルース、クンパルシータをソロで演奏し、G線を生徒達に弓弾きさせ、私が左手で、キラキラ星やハッピーバースデーを弾くとみんな大喜び。

見学していた音楽の教師も、だんだんと興味を持ってきて自らのバイオリンを取りに行って、即興演奏で参加。クラシック系ですが、ちょっと2拍子で遊んでいると、ストラビンスキーの兵士の物語風になって、生徒達も手拍子の乱打でした。

成城学園小学部で庄﨑隆志さんとやった公演を思い出しました。

子供たちは単に、私より遅く生まれてきただけでまったく同格・平等です。なにかのきっかけにでもなればスゴいこと。日本もドイツもありません。私にも生きている肯定感、役に立ったかもしれない感をいただきます。ありがとー!

学校の規定で生徒達の写真は禁じられているので写真はありません。これは準備中のひとこま。

#JF