うたがうまれる

 

如月朔日(2月1日)

お寒い盛りでございます。(って言うのかな?四万六千日お暑い盛りでございます、という文楽師匠の口調が耳についていて・・)

横濱エアジンで四つの新しいうたがうまれ、いくつかのうたが引き継がれます。

同時代に生きている(いた)人の言葉(日本語)をお借りすることが今回のきめごとです。

最近よく投稿に載る高場将美さんのように、中南米音楽に関してその国の人よりも深く理解し、詳しく、そしてこころから愛した人もいるし、白川静さんのように中国人以上に漢字を究めた人もいます。逆にラフカディオ・ハーンさんやドナルド・キーンさん、ロジャー・パルバースさんやアーサー・ビナードさんたちに、しらなかった日本を教えていただくことも多くあります。

一方、日常生活を日本語で暮らし、考え、喜び、悲しんでいる身としては、日本語のうたが欲しい。特に、今、同じ空気を吸っている人のコトバが欲しいのです。コトバで生きている同時代人のコトバを感じていたい。

ということが始まりです。

今回は呼び水になってくれた渡辺洋さん(詩人)、大成節子さん(画家)のコトバから(おふたりとも近年逝去)、本日はじめてうたになる詩を三角みづ紀さん(詩人)、薦田愛さん(詩人)が書いて下さり、また既存作の使用を許可して下さいました。お二人とも当日見届け・聞き届けてくださるとのこと。

三角みづ紀
詩人。1981年鹿児島生まれ。大学在学中に第42回現代詩手帖賞、第10回中原中也賞を受賞。第2詩集にて南日本文学賞と歴程新鋭賞を受賞。執筆の他、朗読活動も精力的に行い、自身のユニットのCDを2枚発表しスロベニア国際詩祭やリトアニア国際詩祭に招聘される。第5詩集『隣人のいない部屋』にて第22回萩原朔太郎賞を最年少受賞。

薦田愛(こもだめぐみ)
1989年 第1詩集『苧環論』(書誌山田刊。第1回歴程新鋭賞)
1995年 第2詩集『ティリ』(七月堂)
2006年 第3詩集『流離縁起』(ふらんす堂)

1993年 佐賀町エキジビット・スペース「00 collaboration 詩と美術」に有森正氏と参加(インスタレーション)。
1995年 天王洲スフィアMEX「詩の外出」で齋藤徹氏、書家・遠井明巳氏、ダンスグループ66B等とともに「ティリへの旅程」を上演。
2000年 浅草ギャラリー・エフ 00企画室「とぶことば~秋の蔵から詩の川が流れる」展に写真・詩、オブジェの展示、野外リーディング等で参加。
2007年~2011年、天童大人プロデュース「詩人の聲」シリーズに29回参加。

また、劇団・燐光群『現代能楽集三部作』(1993年)「四時である」、『現代能楽集第二巻 アクバルの姫君』(1995年、坂手氏と合作)で戯曲に挑む。
2014年より、さとう三千魚氏のサイト「浜風文庫」に詩作品を寄せている。

演奏予定は

三角みづ紀さん
「患う」(カナシヤルより)
「Pilgrimage」  2018.01.27 ほっかほかの新作ですね〜。

薦田愛さん
「てぃきら、うぃきら、ふぃきら、ゆきら、りきら、ら」
「ひが、そして、はぐ」

渡辺洋さん
「ふりかえるまなざし」

その他、私の作品からテオ・アンゲロプロスの映画、乾千恵さんのコトバから何作かお送りする予定です。

松本泰子さん(うた)
齋藤徹(コントラバス・作曲)
だけです。

ピアノでも入ればあっと言う間にゴージャスになるでしょうが、ぼそぼそと不器用に、しかし、ていねいに、ことばが響くようにやっていくつもりです。

そして、そして
店主梅本実さんの 病気消滅記念のお祝いでもあります。

そして、だれしもの、なんらかのお祝いのはずです。
(私の6ヶ月検診通過もね。)

みなさんで寿ぎましょう。

2月1日
横濱エアジン
http://www.airegin.yokohama

19:00開場・19:30開演

Live charge ¥2500~(予約割あり) U23¥1000割
高校生¥1000 中学生以下ペットも無料 (drink¥500~)
全日完全禁煙です。(sorry No smoking)
tel.045-641-9191 関内馬車道 /
〒231-0013 横浜市中区住吉町5-60(小林ビル4F)

私あてでも御予約受け付けます。