「いずるば」ワークショップゲスト編その2 ジャン・サスポータス

17日の「いずるば」でのワークショップ 第2回ゲスト編(ジャン・サスポータスさん)への期待。

何かを言い残すつもりで始めた「いずるば」ワークショップ。半分はゲストを迎えてやりたいと初めから思っていました。第1回目のゲストは即興演奏家のミッシェル・ドネダ、レ・クアン・ニンのお二人のフランス人でした。
私の手術が早まったため、ツアーには私はほとんど参加できないという状況のなかで、なんとかワークショップだけは、繫げたいと心から思っていました。

それが神に通じたのかとしか思えないことがおこりました。有明癌研の記録を塗り替える術後2週間での退院。そして、今考えると正に奇跡的だった翌日のSpace Whoでの演奏。そして、その共演があってこその翌日の「いずるば」ワークショップでした。(共演無しで、インタビューをすることも想定できましたが、それは大きく違っている筈です。)

確かに体調はよくありませんが、ゲスト編の第一部のインタビューだけは、出席できました。通訳の八巻優香さんやワークショップスタッフの大いなる手助けでインタビュー一時間半をやりきり、第二部のliveには参加できず帰宅。

しかし、ここにも書いたように、結語のように引き出した言葉が「即興とは、どんな状況にあろうと、なんとかしてよりよく生きる知恵」ということでした。

これまでワークショップをやってきた理由をシンプルな言葉として、ミッシェルの口から出たことで私はたいへん嬉しかったです。即興というのが、ミュージシャンやダンサーに特化したトピックでは無く、あらゆる人共通のトピックであり、どんな状況にあってもポジティブに生きるための知恵であり、勝ち負け・損した得したのせめぎ合いで無く、競争や「もっともっと」の世界からの解放のための方法なのだということがハッキリと言葉になって表れたのです。

ちょっと無理をした甲斐があった宝物でした。

そして、それを踏まえての第2回が17日のジャン・サスポータスさんゲストの会なのです。

ほとんど前世からの同志・兄弟のようになっているジャンさんをお迎えしての会。

手術は大成功したものの、痺れと浮腫みで演奏自体や歩くこと立つことが難しい状況のなかで、信濃大町での原始感覚美術祭、岩見沢アール・ブリュットフォーラムとジャンさんとツアーを共にした直後でもあるので、話す内容も火傷をするほど熱いものです。このツアーを成り立たせてくれた人々に厚く御礼を申し上げます。

生きること、仕事をすること、伝えること、進歩することなどなど、前回にも増して、表現者に拘わらずすべての人の関心と興味に係わることになることでしょう。

声や一弦を使った参加型の時間も是非やってみたいです。特殊な状況・内容であればあるほど、ますます、普遍・共通する話になり、生きること=息をすること=声を出すこと=呼びかけること=伝えること=揺らすこと=ふるえることなどを実感を伴って共有できることを願っています。

このような会が実現できる幸せを感じています。

台風直撃のようですが、多くの方と共有できることを!!

(以後のゲスト:岩下徹11月、庄﨑隆志1月、小林裕児3月)