喜多直毅さんとのデュオ@巣鴨

 

演奏をしていると「あっ」と思うときが何回か有ります。それは、楽器の替え時だったりもしますが、より印象的なのは、共演者が急成長していく勢いです。追い抜かれたな、と思う時もあります。それは粛々と喜びを伴って受け入れます。

昨年のパリ、シャトレーの聖メリ教会での喜多直毅さんとのデュオがまさにそれでした。私は南仏のミッシェル・ドネダ宅からTGVでパリへ。直毅さんはパリに滞在して教会で合流でした。

陽の当たる場所は暖かでも背の高い教会は寒い寒い。ここでのコンサートを仕切っているのが長年の友人ピアニスト、フレデリック・ブロンディさん。なんとこの教会に住んでいます。(神父が住んでいたであろう部屋で、私たちも厄介になりました。)

先月亡くなってしまった門上さんがヴェロニクさんといらっしゃっています。広島から留学中のダンサー國本さんも。

響きの良い(良すぎる?)状況。思いっきりインプロをすれば良いという状況です。楽しく演奏が出来ました。

私は楽器を持っての長旅(ブッパタール→デュッセルドルフ→パリ→南仏→パリ)で疲れもあったのでしょうが、直毅さんの演奏の勢いや新鮮なインスピレーションにググッと動かされました。追い抜かれたな、と感じました。チキショーでは全くなく、スゲーな〜、私も張りきってやらねば、という感じでした。

それ以来のデュオインプロです。楽しみで無いはずがありません。私の体調不良・指先の痺れ・浮腫など言っている場合ではありません。ハイ。

2017/06/18(日) 15:00 開演

レソノサウンド (東京都)

北欧の民族楽器に囲まれた空間での
コントラバス、ヴァイオリンによる即興演奏。

空間に描くのは一本の線。
ノイズの様に乱れたり、
楽音による歌になったり。
やがて訪れる沈黙。
そこから再び音楽が生まれます。

出演:齋藤 徹(コントラバス)
喜多直毅(ヴァイオリン)
日時:2017年6月18日(日)14:30開場 15:00開演
場所:レソノサウンド
http://resono-sound.com
東京都豊島区巣鴨1-3-3
03-3945-5108
(※当日の道案内等の対応のみ行います。
コンサートに関するお問い合わせは
violin@nkita.netまで
メールでお願いいたします。)
アクセス:JR巣鴨駅南口・都営三田線A1,A2出口より
中山道沿いに徒歩5分
地図:http://resono-sound.com
料金:予約¥3,000 当日¥3,500
予約:メールにてviolin@nkita.netまで氏名/人数/
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