明日のワークショップ第3回目の打ち合わせ終了しました。
毎回が私にとっての大いなる教えになっています。毎回、気が集約して、暖かい空間になり、コミュニケーションも完璧のように思います。実際そういう実感があります。しかし言いたいことはなかなか伝わらないということも同時にあります。
その教えを元に、毎回工夫をしていきます。あいにく明日も体調は悪いでしょう。ルサンチマン四姉妹(ねたみ、ひがみ、そねみ、むくみ)の四女のむくみチャンが威勢良く頑張っています。痺れ対策の薬・リリカはその名前の響きに反して大変むくつけき薬です。
ともかく、明日も「いずるば」に身体も心も投げ出して、参加者・スタッフと共にあり、思いの丈を言いたいという気持ちに勝るものはないと信じて出かけます。
このWSでだんだんとその重要性がわかってきたのが「ふりかえり」です。実践をした本人がいまのはどうだったか、どんなかんじでやったかを述べるのです。その言葉のなかには、ほっかほかの「いま・ここ・わたし」が述べられています。それ以上にビビッドなものはありません。
そこに対して私がどんなことを言えるか?どんな共演ができるか?私も最大限に試されています。
やりっ放し、はモッタイナイ。そこに未来へ繋がる宝が詰まっています。モッタイナイどころか大変な損失であり、裏切りでさえあります。
私も、第1回、第2回もやりっ放しにならないよう、大事な要項を繰り返し、違う方法でやっていこうと思います。もちろん一弦琴による実践の続きも楽しみです。
「身体に聞く・自分に聞く」「揺れる・触れる・触る」「ビブラート」「表現は言い切らない」「即興への応用」「西洋に範をもとめずとも」「カントールの演出法」「死に際に聞きたい音・歌いたいもの」「音楽は何時音楽になる」「フィナボッチ・黄金分割、f分のⅠ揺らぎ」「名曲とは?」
などから実体験に基づいて、ペダンチックにならないよう、優先順位を過たず・・・
この3回で培ったものが、7月23日のミッシェル・ドネダ、レ・クアン・ニンを迎えてのワークショップに繋がると思うと興奮を隠せません。スゲーぜ。
さて準備を続けます。
✳︎ワークショップ寄港 第3回✳︎
6月3日(土) 13:00-15:30
一弦琴を使ったワークショップ第二弾です。参加者のみなさんと一緒に一弦オーケストラを催す予定です。�一弦琴を制作された方はぜひご持参ください!手ぶらでもご参加いただけます。
✳︎15:40からの実演コーナーで演奏ご希望の方は、楽器をご持参ください。
テーマ:音を意識した生活 自分の体、心を所有しないこと 根を持つことと、羽を持つこと
-体験を通して学んだこと、経験したこと、考えたことを伝える –
第1期 2017年4月 -2018年3月
<プログラム予定>
言葉で伝える: 齋藤徹的音楽経験/知っておいてほしい共通言語について
実践してみる: ワークショップ参加者の希望者と即興演奏
第2回・第3回は一弦琴を使ったワークショップです。
ふだんなかなか触れる機会のない一弦琴を使って、音についての感覚をひろげ、再認識する、新たな音楽体験をしてみませんか?
✴︎音楽スタッフ主体の実演コーナー 齋藤徹も参加します。
時間:15:40-16:30/参加費:500円(実演とふりかえり)
音楽スタッフ:かみむら泰一/鈴木ちほ/大塚惇平
<寄港>
それぞれの船が日時を示し合わせて港に集まり宴を設けるように、港
(いずるば )に集まり、旅の情報を交換し、またそれぞれの海路へ旅立っていく。 そんなイメージの会になればと、齋藤徹さんが命名されました。
場所:いずるば 大田区田園調布本町38-8
料金:予約2000円 当日2500円
スタッフ実演に参加希望者は+500円
予約・問い合わせ:Emailstudio-info@izuruba.jp
電 話 080-3584-3315(諏 訪 )
主催:いずるば http:/www/izuruba.jp/
Travessia http://travessiart.com