7月23日「いずるば」ワークショップは、通常のワークショップに加え、ミッシェル・ドネダ、レ・クアン・ニンを迎えたワークショップゲスト編の第1回を実施することになりました!
ゲスト編はWSの後、休憩を挟み、通常のライブをします。私としてはたいへん誇らしいです。この日は、ツアーも最終近くですので、ツアー中に感じたことを(共演者・場所・日本・ヨーロッパ・伝統・現代・世界・即興・・・)題材として対談を始めるのも一案ですし、いままで続けてきたワークショップがこのゲスト編ワークショップとうまく繋がることができれば本当に嬉しいことです。
即興ということが、西洋の新しいカルチャーとして、「学ぶ」のではなく、すべての人にとってのトピックになること、音楽だけでなく、美術もダンスも主婦も遊び人も同格なもので、より良い人生のための大いなるヒントと気づきになることを実践できれば!と思っています。
少し突っ込んだトピックとして、「記憶」と「即興」があります。
ニンはベトナム系ですが、精神的にはフランス人で、西洋現代音楽と即興音楽を演奏しています。自分の体験していないベトナム・アジアとしての「記憶」が即興演奏の中に現れるのか?一方、ミッシェルはイタリアからフランスに渡った家系。彼は日本の海童道、韓国の金石出さんをとても尊敬しています。
ヨーロッパ人としての個人表現と即興・匿名の関係、ヨーロッパ中世と近代以後の違い、が経験していない記憶として即興にでてうるのか?私も自分をふり返って考えて見たいことです。