さすがに敵も天晴れです。
この程度では済まないだろうとは思っていました。なにしろドッペルゲンガーです。
足の浮腫だけだったらフラフラしながらも重心を見つけたらそこに碇を降ろし、なんとか演奏できるのですが、手の指の痺れが溜まってきたので、楽器を弾くこと自体が難しい状況になりました。考えて見れば、結構、キビシイです。しかし、驚くほど焦りません。そのくらいの覚悟もできてきたのでしょう。嘯き(うそぶき)も堂に入ってきて現実との境が消えつつある?
まあ、こうやってパソコンのキーボードは打てますので、まだまだです。次回の治療の際にシビレの要素を減らしてもらうか、次回治療を延期するか、の方法で切り抜けられると希望的観測をしております。
今朝も早起きして散歩に出かける頃はフラフラしながらも、緑を貪るようにしてミトコンドリアになりました。
ひょっとすると、ちょっとヤバイかな〜と思いつつも、「いずるば」ワークショップのスタッフミーティング。午前中から4人が拙宅に集合。ご苦労様です。ありがたいこと。みなさんご自分の事としてワークショップに関わってくれていることがヒシヒシと感じられます。愚痴を言うような環境ではありません。
大変活発な意見の交換、前回までの成果・反省、改善、目標・・・これで大分、憂さは忘れました。これ以上のことは私の世界にありえません。(6月3日の第3回目ワークショップと7月23日ゲスト編ワークショップ第1回目の打ち合わせ)
「いずるば」ワークショップは、通常のワークショップに加え、7月23日にはミッシェル・ドネダ、レ・クアン・ニンを迎えたワークショップゲスト編の第1回を実施することになります。ゲスト編は休憩を挟み、ライブをします。新しい試みです。私としては誇らしい限りです。
ミッシェルとニンにしゃべってもらうなんて大変貴重な時間になるでしょう。2人とも、即興に関する本を書いています。それも届いていて、スタッフ間で、ワークショップのトピックになるものを選択することになっています。今後ジャン・サスポータス、岩下徹、庄﨑隆志、小林裕児、沢井一恵、久田舜一郎さんなどにお出でいただく予定です。同じ質問をしたり、対談、実践、など楽しみでしかたありません。
いままで続けてきたワークショップがこのゲスト編ワークショップとうまく繋がることができれば本当に嬉しいことです。即興ということが、西洋の新しいカルチャーとして、学ぶのではなく、すべての人にとってのトピックになること、音楽だけでなく、美術もダンスも主婦も遊び人も同格なもので、より良い人生のための大いなるヒントと気づきになることを実践できれば!と思っています。
一弦琴の製作・演奏によって学ぶものも大いにあることがわかり、絞れてきました。また、鶴屋弓弦堂さん(コントラバス専門店)から使い古しの弦も頂きました。参加者や一弦琴を作ってみたい人にお配りします。
さてさて、時間が通り過ぎるのをぼや〜っとして見過ごすことをします!