第1回目「いずるば」ワークショップについてお知らせ

 

ちょっと油断するとまたまた気ぜわしいことになってしまいます。
(本当にこういう生活が続いていたのだな〜と自戒)

昨日、血液検査の結果も良かったので、無事に第8回目化学療法開始しました。なにしろ劇薬ですので、ちょっとでも体調が悪いとできないのです。

8時間の病院滞在は待ち時間と点滴時間ばかり(診療は10分未満)ですが、さすがに気持ちが疲れてきますね。自宅用点滴に切り替えて帰宅。ほとんど行動意欲は無いのですが、各所へメール連絡し、31日の現代音楽の譜読みと「いずるば」ワークショップの用意をします。

元来だらしなく、身の回りの整理がキチンと付いていないので多くの「探し物」に時間とガマンと奪われます。ここでイヤになってしまったらダメ。ゆったりした絶頂期前のビリー・ホリデイなど聴きながら気分転換。ひとつひとつゆっくり解決するしかない。

ワークショップは1年続けてみます。言いたいこと、伝えたいことを箇条書きにしたら膨大になってしまいました。これを全部やると思うと気が遠くなりそうなので、一応の終わりを決めておいて希望や意欲が盛り上がっていれば継続を検討することにします。

欲張らない、欲張らない、言いたいこと、伝えたいことなど本当はたいしたことでは無い、それ以外のものこそが本当は伝わるのだ、と発見したではないのか?そう書いたではないか?
そのとおりなのです。それ以外は自己満足でしかない。

ともかくゆったり、ポレポレと、笑顔で牛歩のように通いつづけることでしょう。

そうそう、お知らせです!

実践希望の方がドンドン多くなっているそうです。このシリーズの元来の目的は、実践のみではなく、考え方と実践とを両方とも同時にやっていくことですので、実践の時間のみを増やすわけには行きません。4月1日の第1回目は、実践希望者の数を考えるとすでに予定時間をオーバーしそうなので今後は申し訳ございませんが実践の受付はできかねます。悪しからずご了承くださいませ。

音について考え、身体について、呼吸について考え、美について考え、表現について考え、意識し、生きていくこと全般に繋げていき、その上で、即興を実践して(私との一対一の時間をキープします)、かつ、やりっ放しにしないで、行った即興について話し合うというところまですべて含めての1回のワークショップにしたいとスタッフとも確認しております。時間をいくら超過してもやりたい、と思ってしまう私を、オトナで知恵者のスタッフが優しく諫めてくれました。ありがとうございます!

また、即興に関しある程度の共通意識ができた時に、希望があれば、実践に特化してじっくりと長時間やってみる機会を別途設けることも可能です。

写真:山上洋平