書きます。

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11月4日の第1回目手術の朝に投稿した後、この件に関しては控えてきました。術後の痛さが厳しく、それどころではなかったし、時々刻々状況は変わるし、なにより、楽しい話題ではないのでFBやブログには適さないだろう、と思いました。

必要上、予定されている仕事に関係する人達や身内にメールで状況を伝えました。そうしたら「私もガンなんですよ」とか「分子標的薬つかってます」とか「20年前おなじことをやりました」とか「身内がその病気で」とか「ただ今、長期入院中です」とか驚くほどの数でした。そして一つ一つがたいへん励みになりました。いろいろな方が治癒を願ってくださり、祈ってくださるのを知るだけでもありがたくてしかたありません。

レ・クアン・ニンさん(打楽器奏者)は、「テツさん、病気のことは秘密にしないで、どんどんと話した方が良いですよ」というアドバイスもいただきました。また、私が突発性難聴になったとき、劇団「態変」の福森さん(物故)に「私、難聴になってしまいましたが、皆さんに比べたらなんてことないですよ」と多少自虐的に言うと「徹さん、病気は重い・軽いではないですよ」と優しく・厳しく諭されたことも思い出します。かつて病気だった私にザイ・クーニンは「テツさん、困難を楽しんでますか?」と言ってくれて「なんで私がこんな病気に?」と大変ワガママかつ尊大な私に大きなレッスンをくれました。

人と生・病・老・死は切っても切り離せません。memento mori。

10年生きることは10年死ぬこと(野口晴哉)

治療方針も固まりつつあり、こんな投稿もいつか、どこかで、何かの役に立つかも知れないと思い、体力気力に合わせて少しずつ書いていこうかと思います。

ので、そう言う話は勘弁して、と言う方はどうぞフォローを外してくださいませ。よろしくお願いします。

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