夏の旅4

IMG_8124 IMG_8127 IMG_8130 IMG_8136 IMG_8139 IMG_8145 IMG_8159 IMG_8160 IMG_8177

夏の旅4
4:Tボーンセッション

台風一過、晴天の大阪、夕方まで時間があるので近くの万博公園へ出かけました。岡本太郎の太陽の塔を見たいというスタッフ(娘)の願いもあり、緑の中に行きたいということもあり即決。太陽の塔の立派さにまず驚きました。50年前のものですが今観てもなかなかスゴイものでした。ゆったり園内を散歩し、隣接した温泉に浸り、昨日の慰労をしました。おおきな願いのこもった仕事を成し遂げるにはこちらもそれ相当のエナジーを使います。ぬるめのお湯にゆっくり。あまり芳しくない検査結果の電話もありましたが、ナンクルナイサー。

本日は、有本羅人さんセッションです。羅人さんは芦屋画廊の北川さんに紹介されました。お父様が私より年下という若者です。芦屋画廊でのソロの時に飛び入りデュオ。人柄や音楽や志が素晴らしいので、フレデリックブロンディ、ザビエシャルル、ギレーヌコスロンのトリオの関西ツアーの世話を頼みました。それがとても良かったようで、ヨーロッパへの新婚旅行でも彼らと会ったりしたとのこと。セバスチャン・グラムスツアーの時は、ダンスの木村英一さんと共に「ゲーテインスティトゥート鴨川セッション」に羅人さんをお呼びしました。

繋がる人は何もしなくても繋がるものです。

今回は、井上歩さんというコントラバス奏者が入るということを聞いていましたが、帰国を翌朝に控えたイサベル・デュトアさんが参加したいと言ってきました。羅人さんのまわりにはそういう流れがあるのでしょうし、そういう流れに自然に乗る羅人さんです。お子さんも誕生とのこと。乗っています。

京都からの道順を間違えたイサベルさんと新今宮駅でやっと会うことが出来ました。ここがあいりん地区です。駅前の施設はドキュメンタリーで有名な職業紹介所。

首都圏での非常に充実した2つのセッションをして高揚しているイサベルさんは、その後、八戸を1人で訪れイタコさんに会ってきた話をします。イタコさんがイサベルさんに伝えたいことを当方で電話で聞いて彼女にメールで伝えておいたのです。

イタコ、あいりん地区、羅人さん・・目が回るような世界観の曼荼羅でした。

写真家のお父様のスタジオをLIVEスペースにして何回かLIVEを行っているTボーンスタジオ。イサベルさんも到着するやいなやクラリネット、ボイスを試しています。どんなに疲れていても手を抜くということが有り得ない人です。

ご両親が心づくしの大量の食料を運び入れます。そんじょそこらの心づくしでは無く、野菜はほとんど自家栽培、一つ一つの素材を健康を考えぬいて、ご本人の言うには「深みにはまりながら」試行錯誤を経て創り上げたものです。素晴らしいに決まっています。

明日共演する角さん、辛恩珠さんもご来場。
第1部:徹・イサベルデュオ→羅人・歩デュオ→徹・歩デュオ→羅人・イサベルデュオ
第2部:徹・イサベル・羅人トリオ→徹・イサベル・歩デュオ→全員
という編成でした。

それぞれの「今・ここ」が自然にあぶり出されています。問われるのは、そこにどう過去・未来を繋げていくかです。

その晩は、羅人さんご両親宅に厄介になりました。前提の要らない会話ができるのでご両親、羅人さんと遅〜くまで語り合いました。ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です