夏の旅1

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夏の旅1

1:LIVE前の3日間

セカンドオピニオンを求めて信州のクリニックへ酷・残暑の首都圏を抜け出しました。大渋滞で辟易していましたが、緑が増えて山の稜線がくっきりしてくると気分も大いに晴れました。

病気の部位だけでなく身体全体として診て欲しいという私の望みを叶えてくれます。忙しいことは目に見えているのに、問診に充分な時間をかけてくれます。それだけでも嬉しい。評判の医師でも専門分野のみの診療。カルテの数字だけを見るだけで患者の顔は一瞥のみということに不満を持っていました。是非に聞いてもらおうと何回もシミュレーションして手短に的確にコトバを用意していても、早く診察を終えねばならないという医師に気押されて、使えないことが多いのが現実。(検査結果はちょっとナイーブなので省略。)

結果を待つ間に白馬温泉に行ったり、ゆっくりと来年の企画の話をしたり出来ました。(来年10月ガレリア表参道での小山利枝子展での企画)また、近くに住む美術家・山上渡さんと、この9月7日リクシルギャラリーでのセッションの打ち合わせも出来ました。

自然に囲まれて住むことの素晴らしさと必要性を痛感しました。

犬山市で医院を開業しているYMさん宅に一泊。医師・写真家・ベーシストという神の不平等を絵に描いたような才人です。セバスチャン・グラムスの55人のベースアンサンブルにも参加していたケルン在住のベーシスト・美術家の400枚におよぶベースソロLP・CDをまとめて譲り受けたり、素晴らしいオールドコントラバス2台および名弓10本あまりをコレクションしているまことに羨ましい方です。身体の相談もできるのでまさに理想的。翌日からのコンサートツアーが名古屋からはじまるので移動も言うこと無し。ご本人の医師の天賦の才、人柄も素晴らしいので患者さんが増えすぎていることが悩みとのこと。さもありなん。

そして名古屋プレゼンチでのソロにご一家三名で来てくださいました。6歳のワインバーデビューでもありました。

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