こういうライブがあるからまさに「止められない」です。
止めてくれるな、おっかさんです。
矢萩竜太郎さんが生涯最高のダンスをしました!
それはその場に居た人、納得して頂けると思います。
たとえ、竜太郎さんのダンスを初めて観た方でもそう感じたはずです。
このブッキングを提案してくれたキッドの早川さんの慧眼のお陰さまでこういう機会に立ち会えて私は幸せでした。
私はと言えば、この愛すべきホールの閉館を思い、あと何回できるだろう、などという感慨で会場入りをしていました。
早川さん・工藤さんにしても残り少ない自主企画で期待と思いは満杯のはずです。
初出演の竜太郎さんはいつものハイテンション。
そういう全ての歯車がうまく噛み合ったのでしょう。
楽屋で、一昨日のエアジンでの(私が感じた)反省点を竜太郎さんにゆっくり・ていねいに伝えました。私は、常に共演者に対して同格で臨みます。相手に対する反省も自分に対する反省も真剣です。私の人生がかかっています。
私の真剣さが竜太郎さんに伝わった感触がありましたし、一昨日終了後、彼は予感・予見していたものと思われます。そのくらいの関係性はできています。
一緒に深呼吸・集中・腕振り体操をゆっくりやりながら本番を待ちました。
最初の10分をドアを開け外が見える状態→30分間ドアを閉めて黒の空間→最後の5分再び外が見える状態、という早川さん側の提案に従いました。私としては瞬時にある程度のドラマトゥルギーを構築。45分1本なので、踊り続けるよりは竜太郎さんが休める時間を設定して伝えます。
それもこれもあれもどれもなにもかにもほにもへにもらにもんにもうまく機能しました。
なんともうれしいものです。
スタッフと共に沖縄料理店「宮古」へ。故障しているエアコンのお陰さまで、沖縄にいるような暑さと湿り気の中で料理を味わい、成功を讃えました。
唯一の心配事は、これを乗り越えるのは大変ということです。
ともあれ、さあ、これで7月8日ソロリサイタルへ集中です。
Kei Ashijika さんが宣伝ビデオ作ってくれました。