セバスチャンセッションその2

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セバスチャンセッションその2

午後2時半にセバスチャンが迎えに来てくれて(昨日の楽器・荷物はつみっぱなし)ハノーファーへ車を飛ばします。日本ツアーでの思い出話やあの人どうしてる?話に花が咲きました。確かにあのツアー「ダブル・ザ・ダブルベースin Japan」はいろいろなことがあった面白ツアーでした。二人のフラメンコダンサー(両者ともフラメンコからの逸脱を試みる)、竹の舞台での読経、8人のコントラバスと2人の聾ダンサー、沢井一恵・久田舜一郎・喜多直毅との東京ゲーテsummit公演、堀川久子・矢萩竜太郎とのセッション、石田幹雄・山本達久とのセッション、京橋のギャラリーでの小林裕児セッション、京都ゲーテの木村英一・有本羅人セッション、ポレポレでの「20年目のストーンアウト」などなど毎日が楽しい冒険のようでした。

つい先日、アンサンブルモデルンとの共演!をしたそうで、あいかわらず充実した音楽人生を送っているようです。まことに残念なのは、オペラ演出家である父親との初セッションが父親の急逝によりキャンセルになったそうです。

ハノーファーに入ると彫刻通りがあり現代美術の作品が道にたくさん展示されています。ニキ・ド・サンファルの2大コレクションがあるそうで(もう1カ所がニース)それは次回のお楽しみになりました。

会場では、食事の用意をしてくれていてゆったりとお喋りをしながら友好を深めます。今日のゲストはサックスとパーカッション。2人ともジャズ寄りの感じがしますがインプロの感覚も十分もっているようです。こういうミュージシャンの存在はセバスチャンを筆頭にしてドイツの特徴なのかも知れません。ほとんどの大学でjazz科があり、社会的に認知され尊敬されているというのは世界1かもしれないです。日本では「バンドマン」です。

中庭でセブンスターを吸いながら直毅さんもみんなと楽しそうにお喋り。直毅さんのクイーンズイングリッシュが活きています。昨日と同じようにデュオ・トリオ・カルテット・クインテットを交えてのプログラム。ゲストのおふたりが本当に嬉しそうに演奏しています。こういうのは嬉しいです。サックス奏者の住み家へ宿泊、大きなドイツのフラットです。清潔で広くて羨ましい限りです。美味しいワインとビールとチーズで話が進みました。

翌朝もゆっくりと起きて、昨日の話、映像や写真のデータ移しなどをして朝食、彫刻通りのニキを鑑賞し,蚤の市を冷やかしながら車を飛ばしました。この2日間の血糖値は大変良好。値の上昇の理由が絞れてきました・・・ハイ。帰ってから玄米の八丁味噌炊きを娘が作ってくれました。ありがたや~です。気を抜いてはイケマセン。

これからがタンツテアターのリハーサル山場です。(修羅場?)ジャンとも毎日毎日話し合っています。ダンサーの音楽観が分かって面白いですが、随分違うものなのですね。こちらの意見を通すより、どうして違うのかを聞くのは楽しいし、ウテ、ヴォルフガング2人のドイツ人ミュージシャンのひととなり、音楽観なども大変違っていて興味は尽きません。文化交流・人間交流の醍醐味でしょう。

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