フランスツアー(3)
翌日、散歩して教会へ。この村には私の敬愛するジョルディ・サヴァールさん関係の古楽演奏家も住んでいて、古楽フェスの質ももの凄く高いそうです。この日は年に1回の村祭り。それぞれの個人の家・レストラン・学校などなどが自分の所で出し物をするのです。それを見物客が見て歩くという企画。手作りの良い感じのフェスティバルです。ザビエ・シャルル宅では幼児むけの人形劇をやっていたプラーンプラーンと久しぶりの晴天を楽しみました。ミッシェルが食事を作ってくれ(玄米・八丁味噌・地元野菜の焚き物)一休みして本日のヴェニューへ。
ケイブ(洞穴・洞窟)と名づけられた自由なスペースは地元の名産であるオリーブオイルの工場跡。ここも多くの仲間が集まって維持しています。ポンドバレに住むバスクラリネットの方が第2部で参加(この人とは随分前にリヨンのオーリュウ画廊で会っていました)。デュオもトリオも十分に楽しんで演奏できました。この村も人通りが無いのにほとんど満員。モーリシャス諸島から来た人とか、パリでプロデューサーをやっていた人とかいろいろな人がこの村に住んでいます。大きな可能性があるのかも知れません。
そして食事がなんともスバラシ。アプリコットやリンゴのジュースもオリーブも肉も野菜も手作り、デザート(ライスケーキ・・・と言ってもせんべいで無く、スポンジ部分がお米でした。フルーツも。)もちろんワインも。スタッフやミッシェルの上機嫌にも誘われ随分呑みました。