フランスツアー(2)

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フランスツアー(2)

翌朝、コントラバスを組み立てて教会にハードケースを預かってもらい、なるべく身軽にして娘と二人でオテルデヴィルからメトロ〜ガルデリヨン駅からTGVでヴァレンスへ。TGVはだいたいコントラバスを置くスペースが無くていつも苦労します。ラッキーなことにパリからヴァレンスは停まる駅がないためなんとかデッキに固定して座席に座って2時間チョイで南仏へ。

TGVヴァレンス駅で待っていてくれたのが我が友ミッシェル・ドネダです。お互いにこの2〜3年は本当に苦労しました。大変でした。でも、生き残ったね〜と長いハグ。もはや交友も22年です。娘が10歳の時。私がバール・フィリップスに招かれて初ヨーロッパツアーしたときにであっています。バールが「5th Season」というグループを作り(バール、ミッシェル・ドネダ、アラン・ジュール、沢井一恵、徹)フランス・ベルギー・スイスツアーをしました。その後、ミッシェルとはフランスで、日本で、シンガポールで、カナダでツアーを繰り返しました。時には久田舜一郎さん、レ・カン・ニンさん、フレデリックブロンディさん、今井和雄さん、沢井一恵さんを伴いました。ジャン・サスポータスとのデュオツアーのトゥールーズ公演を引き受けてくれたり、私のフランスソロツアーを作ってくれたり・・・。CDも10枚を越えます。娘もプリンセス・マイと言ってかわいがってくれました。

まず、新居へ行こうということでヴァレンスからポンドゥバレという小さな村へ。大きな石造りの家でビックリ、新生活を歓びました。避暑地としても、芸術家の集まる村としても有名。通りを隔てたところにザヴィエ・シャルルの家があります。(この日はノルウェイに行っていて留守)グルテン・フリーを実践しているので私にとってもとても有りがたい食事をいただき、本日のヴェニューへ。ルイ11世の馬小屋だったところ。音響がスバラシイです。ヤニスさんという若者が本当に一生懸命プロデュースしてくれています。通りに人影を見ないような所なのに始まるや満席。久しぶりのデュオをタップリ2ステージ楽しみました。こういうインプロ初めてという人も大いに歓んで頂けたようです。この20年で二人も変わり、音も変わりましたが変わらないものが確実にあります。

フランスでのツアーの恒例としてスタッフとの手作り心づくしの会食もグルテン・フリー。誠に美味しゅうございましたぜ。

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