ブッパタール公演

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何とか無事に忙しく過ごしております。昨日パリからブッパタールへ帰ってきました。直毅さん・真妃さんも楽器も無事。早速のリハーサルでした。(10:00〜16:00)

ブッパタール自閉症施設のHPにパフォーマンスの告知が貼られています。
http://www.autismus-wuppertal.de/index.htm
http://www.autismus-wuppertal.de/mein_schloss.htm

フライヤのダンサーはタカギケンジさん、日本語は話せません、ドイツ人で元ピナバウシュ舞踊団で活動していました。このフライヤの影の部分が今回のパフォーマンスで大事な役割かもしれません。
初演の5日は早くも売り切れの模様。

ジャンの長年の活動の1つの成果になるでしょう。ピナ方式のタンツテアターでリハーサルもピナ方式。ジャンが質問を提示、みんなでアイディアを出し合って、それをまとめるのがジャンの仕事です。大変な情報量です。客観的になる必要があるので、今回ジャンは踊りませんが、いかにもジャンらしい仕上りになるでしょう。

千香子・エリ・直毅・徹・ケンジと日本関係、クリステル・ジャンがフランス、ウテ、ヴォルフガング、ケンジがドイツというメンバー。日本とピナが特徴的な公演になっています。是非日本でもやることができればいいですね〜。東田直樹さんの著作も大きなインスピレーションになっています。彼にも観てもらいたいです!

施設内でのリハが進んでいて、本日は薬草学の教授でご本人もお子さんも自閉症というレジーナさんが来てくれ質疑応答もしました。去年の10月にもお会いしています。今日のリハを観て泣きそうになったということです。特にクリステルさんのソロ。(クリステルさんも元ピナバウシュ舞踊団員)周りに理解してもらえない苦悩に共感したのでしょう。自閉症の人がどう感じて生活をしているかをクリアに語ることができる貴重な存在ということで、スタッフも熱心に質問していました。

私の役割も徐々に明確になってきました。ともかく良い舞台を目標に(音楽の実現を中心には考えません。)、このメンバーの「今と此処」でしかできないことをとことん追求し、「今でも此処でもない」普遍へ近づくこと(私の最近のモットーです)を目指してアンテナ全開・知覚・記憶・経験・なけなしの知力・体力全開で臨みます。

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