替わり目

tetsu child

 

明後日からの2ヶ月の渡欧を控え、本来ならば鬼のようにテキパキと動いていないといけない時ですが、
ちょっとセンチな日々、かつ腰痛でおとなしくしています。

やはり還暦というのは大きな節目になっています。なにしろ半分の30年は祖父母を含む家族で住み、あと30年はアパートに建て替え親子3人で暮らしてきた幡ヶ谷を完全退去が明日。アベベ・円谷・公原が甲州街道を走り、吉田茂の葬列を眺め、学校に通い、京王線が地下になり、結婚し、娘が生まれいつの間にか成人し、昭和から平成になり、日本のそして海外からの多くのミュージシャン・ダンサーと過ごし、3・11を体験した想い出満載です。

年度末の引っ越し業者のぼったくり(通常料金の5倍!)に、よし、わかったよ、それなら何回か自らクルマで行ったり来たりして運んでやる!と決め、1日1回往復してきました。そのように時間をかけたためなおさらいろいろなことを思い出すことになってしまい、おまけに腰痛までいただいてしまいました。

バッハ無伴奏チェロ6曲演奏も大きな節目だったかもしれません。新譜の2枚のCD,1枚DVDも替わり目を何か示唆しているのでしょう。相次ぐホール・スペースの閉鎖もどこかで連動しているのでしょう。

これから一緒に生きていく顔ぶれはどうなるのか?見落とし無きよう注意深く見守らねば。

体力は無くとも、知恵を働かせ、老人力を発揮して、なるたけ楽しく暮らさねば!活動を続けられるだけ幸せで幸運 なのだから・・・

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