徹の部屋vol.39「 齋藤徹・喜多直毅デュオ」
ヨーロッパツアー壮行+CD「6 Trio improvisations with Tetsu & Naoki」完成記念LIVE
4月~5月と齋藤徹と喜多直毅はヨーロッパツアーに出かけます。
メインはブッパタール(ドイツ)で行われる自閉症施設40周年記念パフォーマンスで、朋友ジャン・サスポータスたちと公演をします。その他フランス、スイス、ドイツで様々なLIVEが予定され、ヨーロッパの旧友・新たな友人とのセッションも企画されています。(共演予定:フレデリック・ブロンディ、ミッシェル・ドネダ、ウルス・ライムグルーバー、ジャック・ディミエール、皆藤千香子、ウテ・フォルカー、ヴォルフガング・ズーフナー、クリストフ・ガリオ等々)
また、2人で行ってきた即興ライブシリーズ「挟み撃ち!」からザビエ・シャルル(@スーパーデラックス)、ロジャー・ターナー(@公園通りクラシックス)、タツヤ・ナカタニ(@キッドアイラックホール)、今井和雄(@ポレポレ坐)、久田舜一郎(@キッドアイラックホール)、沢井一恵(@スタジオエス)との6種のトリオインプロビゼーションのCDが出来上がります。
過去「Orbit2」で今井和雄さんと私とでバール・フィリップス、ウルス・ライムグルーバー、ジャック・ディミエール、ローレン・ニュートンさんとの4種のトリオインプロビゼーションCDを作ったことがありました。(@アサヒアートスクエア)年代・国籍・キャリアの違いをあっと言う間に超え、共通した感覚がぶつかり合ったCDになり、私はとても気に入っています。
気がつけば同じコンセプトなのかもしれませんが、この度は、フランス・イギリス・アメリカ・日本のインプロシーン、邦楽・能楽、からの共演者です。東西と現在・過去・未来を俯瞰し、予見する何かがあるのではないかと思っています。久田舜一郎さんとの共演では さそうあきらさんの詩が使われ、沢井一恵さんは古代の楽器(五絃琴)の再現楽器を使用しています。
このCDを持ってヨーロッパに行ってきます。
ジャケットは小林裕児さんがこのCDのためにただ今、描いてくれています。
特別テイクとして(ボーナストラックとは言いたくない)久田舜一郎さんとの「日本国憲法第9条」を収録しています。これは是非やりたかったことです。
徹・直毅デュオは、1月のソウルツアーに続く海外遠征です。2012年のこの日は、ジャン・サスポータスとともにブッパタールで公演をしました。
心に留めるべきこの日(3月11日)のポレポレライブ、どうぞご参加ください。
■日時:2016年3月11日(金)19:00 open / 19:30 start
■出演:齋藤徹(コントラバス) 喜多直毅(ヴァイオリン)
■料金:予約2,500円/当日3,000円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)Email : event@polepoletimes.jp