机の下でラブレター

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仕事始めになります。
クローズされるアサヒアートスクエアでの最後の仕事になるでしょう。
「創造と実験の場」と銘打ったアサヒアートスクエアでは、何回か演奏しました。
ダンスの武元加寿子さんで2回、ジャン・サスポータスさんとのデュオの初回はここでした(with小林裕児さんLIVEペインティング)、港大尋さん仕切りの音楽ワークショップ、CD「ORBIT2 voyaging antipodes 旅する対蹠点」(trv-002)ライブ録音(バール・フィリップス、ウルス・ライムグルーバー、ジャック・ディミエール、ローレン・ニュートン4名が一人ずつ齋藤徹・今井和雄デュオに加わる4トラックを収録)、故相川正明さん仕切りの会、(もっとあったかも)、そして昨年の佐藤万絵子・齋藤徹・田辺和弘・田嶋真佐雄のLIVEドローイングでした。

その続編として8日に佐藤万絵子さんとデュオでの会があります。その時にLIVEで制作したドローイングが翌日からの個展に展示されるという企てです。LIVE時には聴衆はいろいろな場所で鑑賞できますが、会が終わったらその場所は立ち入り禁止の展示スペースになるそうです。

万絵子さんは「今・ここで」すべきことの優先順位が確固として確立している人です。(還暦過ぎても情報に溺れている私とは大違いです。テレビや新聞を止めて長いのですが、結局ネットで情報を探ったり、特に音楽情報は増える一方です。)

ご自分の役割をしっかり認識なさっているのか、あるいは、無意識にそうなっているのでしょうか?後者のような気がします。あるいは、芸術の神様かなにかが彼女の小さな身体を借りて「やらせている」という感じの方がピッタリします。そういう「選ばれた」人を「天才」と呼ぶのかも知れません。いままでそう言う人に何人かお会いしました。さぞや大変な人生かと思いますが、任務・使命を成し遂げた時はさぞや解放され心から充実するのでしょうね。

夏のアートスクエアの一週間前に横濱エアジンで万絵子さんも飛び入りしたセッションがありました。様々な組み合わせで行いました。その時、私とデュオのシーンがあり、ドローイングしていた線が音と確実に重なる時間が何秒かありました。その感覚はいまでも手に取るように思い出せます。何秒かでしたが、時間が止まった感じで、永遠のようでもありました。

そんな良い想い出は今回かえって邪魔になります。その感覚をコピーしようとしてしまうからです。そこは、それ、なんせ還暦ですから、大丈夫です。歳を取るのも芸の内ということでしょうか。

詳しくは:
http://maekosato.com/exhibition/

日時|1月8日[金]19:00-(開場は開演30分前を予定)
出演|佐藤万絵子(美術家)×齋藤徹(コントラバス)
料金|3,500円(要事前予約・定員有)

申込方法|
下記のフォームより申込、
または、件名を[OSP2015/1月8日関連企画]申込として、
・お名前(ふりがな)・チケット枚数・メールアドレス・電話番号を記入し
下記アドレス宛にお送りください、折り返しご連絡を差し上げます。お電話でも承ります。

問合|アサヒ・アートスクエア aas@arts-npo.org/Tel.090-9118-5171

前回のYouTubeは
https://www.youtube.com/watch?v=RRJWAld5qjU

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