二歩目も十分はみ出しました。
翌日の「うたをさがして」のリハーサルをミッチリやり、12番目の10番勝負!に備えました。
9通りのデュオ、3通りの(2人ダンサー1人ミュージシャン)、3通りの(2人ミュージシャン1人ダンサー)、全員というオーダー。一見複雑に見えますが、シームレスに流れて行きました。様々なことが起こります。社会の縮図のようでもあり、夢の世界のようでもあり。
庄﨑さんも水を得た魚のように即興ダンス・即興演劇を繰り広げます。初共演のウテさん、ヴォルフガングさんもビックリ・大喜びです。聴衆の中には彼がろう者であることを気づかない人が何人もいらっしゃいました。それほど、深くコミュニケートできていたのですね。私にしても、かれがデフであることを忘れてしまいます。
竜太郎さんは、初日とうって変わって抑制のきいたダンスを繰り広げました。初日終わった後の打ち上げでゆっくりと話したことがちゃんと実現出来ています。素晴らしい成長です。嬉しくなります。
さて、本日はみっちりリハをやった「オペリータ「うたをさがして」です。ジャンさんが日本語で言う台詞を、役者でもあるヴォルフガングさん(本日が誕生日!!)がドイツ語で言うという新しい試みもあります。チューバよりもコルネットを使った場面も多くあります。彼の最初の楽器はトランペットだったそうです。「星がまたたく」や「夕暮れの数え歌」のメロディがまるで夕焼けの空や夜空に向かってトランペットで奏でられるのは素敵です。
是非、ご来場ご検討くださいますようお願い申し上げます。
http://travessiart.com/ippo_tour/
「オペリータ うたをさがして」
5月19日(火)18:30 open 19:00 start
■会場:ドイツ文化会館ホール(東京都港区赤坂7-5-56)
■出演:Jean Sasportes(ダンス) Ute Volker (アコーディオン) Wolfgang Suchner (チューバ・コルネット)
齋藤徹(コントラバス) さとうじゅんこ(うた)松本泰子(うた)喜多直毅(ヴァイオリン)
■料金:予約3,000円 /当日3,500円
■予約:03-3584-3201 info@tokyo.goethe.org