いっぽツアー@多摩美術大学美術館

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いっぽツアー@多摩美術大学美術館

画家小林裕児さん(http://atelier.yuji-kobayashi.net)との交流はCDジャケット「Pagan Hymn」をお願いした時にはじまり、(CDやDVDは以後4枚)、絵画にまつわる作曲委嘱、何回ものライブペインティング、音楽劇の試みなどなどとても書き切れません。ポジティブな姿勢、最近はそれが大いなる「かろみ」にまで拡がりつつあります。私はずっと大きな影響を受け続けています。

NHKのBSテレビ番組「公園通りで会いましょう」で「即興」についての一週間連続放送があり(私がウイークリーホストで岩下徹・小林裕児・沢井一恵・川口良仁・久保田アキ・井野信義がデイリーゲストの5番組)では裕児さんはライブペインティングを透明なアクリル板に描きました。そんな時代もあったのですね~。

1989年(ベルリンの壁が崩れた年)に画風を、細密画から今の画風へ一変させ、安井賞を受賞。古今東西の多くの書籍を読み、多くの演劇を鑑賞し、映画・音楽を愛し、そのすべてを絵画に活かして、旺盛な創作活動を続けていらっしゃいます。

「人は自分に最も合わない職業を選んでしまうものだ」と皮肉っぽく言うことがあります。しかし、小林裕児さんは明らかに「例外」です。絵を描くべく生まれたのですね。

多摩美教授職を今年度で退職する記念の回顧展中にジャン・サスポータスさん、上村なおかさん、と共にライブペインティングをします。多くの作品を観る絶好の機会です。

ジャンさんと裕児さんのつき合いも長く深いものがあります。ジャンさんの身体にボディペインティングをしたり、スライド(浸水の森)を投影させたり、ジャンさんもブッパタールでの公演でそのスライドを使いました。裕児さんの持つ人生の「肯定」感がピナさん・ジャンさんの「肯定感」と強く引き合っているのでしょう。

「変化する様式 変わらない人間へのまなざし」

5月30日(土)14:30~16:00

■会場:多摩美術大学美術館

■出演:Jean Sasportes(ダンス)齋藤徹(コントラバス)小林裕児(ライブペインティング)上村なおか(ダンス)

■料金:無料

■予約:042-357-1251

http://travessiart.com/ippo_tour/

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