齋藤 徹(b)田辺和弘(b)田嶋真佐雄(b)さとうじゅんこ(歌)　前予約￥3500当日￥4000（1drink込・税込）

ガット弦のコントラバス3台（しかも3台計12本の弦の10本がプレーンガット）という世界唯一の響きです。忘れられた響きには暖かな雑味が満載です。3人ともフレンチ弓というのも日本ではなかなかありません。

さとうじゅんこは、ガムラン・クラシック・ブラジル・タンゴなどなど分け隔て無くどこまでも響きます。歌手というと、歌手＋伴奏という図式になって、表にたつキャラクターを強調する歌い手が多い中、じゅんこの歌は楽器の一つになり、個性を控えることにより最高の個性を発揮します。これもわすれられた歌の在り方かもしれません。

といっても、音色や珍しさだけのグループではもちろんありません。何と言っても音楽ですよね。なにをやるのか？が大事。

今回用意しているのは、ピアソラ・クルトワイル・ファリャ・ロルカ・古典タンゴ・グラアニのフォルクローレ・齋藤徹オリジナルなどです。

また、田嶋真佐雄設計によるカホンを各自で製作しました。カホン四重奏もまた楽しみですし、芸大に入るときにコントラバスか声楽か迷ったという田辺和弘の歌も本気と書いてマジに取り組んでいます。

多岐にわたる方向性ですが、なぜかキチンと一つにまとまっている、そんなカルテットです。

是非ご来場ご検討くださいますようお願い申し上げます。