sebを待ちながら6

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臨戦状態の日々です。大変なことをおっぱじめてしまっています。もう、やりきるしかありません。楽しいじゃありませんか?5月の病気が悪化していたら入院だったりとか想像すると天国です。本日は朝 江戸に向かい、いくつか楽譜や音源を郵送したりした後、23日ポレポレ坐のリハーサルでした。25弦箏と17絃箏が初めて一緒にやりました。思えば、私にとって沢井箏曲院以外の箏奏者は初めてでしょう。25弦も間近でみるのも初めてでした。野坂さんの強烈な思いがにじみ出てくるようでしたし、17絃は一恵さんの香りがするようでした。

このところ超多忙な荒井美帆さんですが、キッチリと準備をされていて、今日は「乗り」とか「呼吸」とか「身体性」などを示すだけでOKでした。丸田美紀さんの頭脳回転の速さ、松本泰子さんのいつでも遠くへ行きたいようなうたが揃うとそのリアリティは楽曲などアッサリ越えてしまいます。出会っていること、一緒に音を出していることのリアリティこそが私たちの生きる力の元でしょう。美熟女パワー満開です。先日ドイツの文化政策をうらやみましたが、これが日本の文化の源です。

30分ほど仮眠をして弦楽器工房高崎へレンタル楽器を借りに行きました。ミュージシャン以上にミュージシャンシップの厚い高崎さんは、つい先頃までドイツのオーケストラで使われていた楽器をセバスチャン用に調整して、セバスチャン用の弦を張って用意してくれていました。ありがたさに感動です。

千葉宅へ帰る東への道の車窓はちょうど月蝕のベストシートで、始まりから消えるまでちょうど観ることができました。これも良い前兆と勝手に解釈します。疲れや風邪はよい友達です。同行2人。

芸人を生かすも殺すもお客様次第と申します。明日からのツアーどうぞなにとぞどうかよろしくお願い申し上げます。

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