sebを待ちながら4

キッドアイラックホールでの初日。第1回:キッドアイラックホールhttps://www.facebook.com/events/1514940982087094/

天田透・高岡大祐さんとは、トリオで2回、バール・フィリップスとのカルテット(アンコールでは矢萩竜太郎飛び入り)、ジャン・サスポータスとのカルテットでライブをしました。高岡さんとのデュオ、天田さんとのデュオもそれぞれあります。何のてらいもない、音そのものの楽しみ。付加価値?がありませんので、東京の派手なライブシーンでは埋もれてしまいそうですが、こういう会こそ大事と思うのであります。オトナの音楽会です。正装でお越し下さい(嘘です)。

低音楽器というと鈍重なイメージがありますが、この三人はとても「早い」です。高音も超高音もふんだんに使います。超低音から超高音まで全ての音(GAMUT)がキッドの空間を埋めるのはわっはっはっはっはと痛快な現象です。かつてコントラバス5重奏をこのホールの一番後ろで聴いてくださっていた方は「音に当たってしまった、ずっと音が渦巻いていて」とおっしゃっていました。まるで落語の「寝床」のようですが、そぎゃんこつありませんったい。

「音」の字のなりたちは「音とは、神にお伺いを立てその答えを待つこと、嘘をつくと針で入れ墨をされる」「闇」に音が入っているし、「音」に「心」ではじめて「意」。ツアー始まり、虚心で臨みます。

「羊の歌vol.8」
10月10日(金) 18:30open / 19:00start
会場:キッドアイラックアートホール(http://www.kidailack.co.jp
東京都世田谷区松原2-43-11
出演:セバスチャン・グラムス(コントラバス)齋藤徹(コントラバス)
高岡大祐(チューバ)天田透(コントラバスフルート)
料金:予約3,000円(学生2,500円)/当日3,500円(学生3,000円)
予約:Tel:03-3322-5564  Mail:arthall@kidailack.co.jpIMG_2172 DSC03764

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