10月22日 Double the double bass in Japan 2014@Super-Deluxe

Double the double bass in Japan 2014

第11回目

10月22日(水)
スーパーデラックスです。まさにスーパーウルトラデラックスな9名のコントラバスアンサンブル+2名のダンサーの会です。セバスチャンと私との共通点は、コントラバス同士の演奏を好むところです。私のCDの多くは複数のコントラバスが参加しています。セバスチャンには50名のコントラバスアンサンブルBass Masse、コントラバスデュオのシリーズDouble the doublebass、カルテットがあり、私は既に2枚のCDに参加しています。

コントラバスはアンサンブルをやることで大きな力を発揮します。1つでも他の楽器がはいると急にコントラバスが伴奏に回ってしまうのです。別に、伴奏をすることがイヤな訳ではありません。音楽の全てを表そうとしている時にはコントラバスだけのアンサンブルが最適なのです。

バイオリンが伴奏を要求するソロ楽器として成長してきたように、コントラバスは伴奏に適した楽器として歴史を歩んできました。よく分かっています。

コントラバスアンサンブルの魅力は伴奏の魅力を越えて、さらに大きな可能性を孕んでいます。おもってもみなかったソロの可能性・伴奏の可能性・アンサンブルの可能性を引き出すことが出来るのです。

二人のダンサーは聾です。聾のダンサーが音楽と共演出来るのかって?・・・出来るのです。すばらしく、そして信じられないほどに出来るのです。庄﨑さんは演出家として全体を見渡す能力がずばぬけて長けています。一回一回のパフォーマンスに対する意気込み・動機が凄まじい。「このために生きているのだ。」「これをしなかったら生きている意味が無い」という感じを受ける表現者は本当に貴重です。

高橋愛さんは、矢萩竜太郎10番勝負!の最終回でお会いしました。妖艶な美女の側面と素直で純朴な少女の側面を併せ持つ稀なキャラクターとお見受けしました。観衆の目を釘付けにすることでしょう。

コントラバスは樹のようです。9本の樹は森のようです。森をさまよう2人のダンサー。どんな物語が生まれるのか、ワクワクしますね。

10月22日(水) 19:00open / 19:30start
会場:スーパーデラックス(https://www.super-deluxe.com/
東京都港区西麻布3-1-25 B1F
出演:セバスチャン・グラムス(コントラバス)・齋藤徹(コントラバス)
コントラバスアンサンブル(瀬尾高志・田嶋真佐雄・田辺和弘・岩見継吾・水谷浩章・タイラーイートン・トッドニコルソン)庄﨑隆志(ダンス)高橋愛(ダンス)
料金:予約3,500円 / 当日4,000円(別途ドリンク注文)
予約:sdlx.jp/2014/10/22

 

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