矢萩竜太郎10番勝負!1本目終了

竜太郎10番勝負!はじまりはじまり!ました。

ドイツでの4回公演は、竜太郎さんにとって最大の機会でしょう。長距離移動+4カ所+外国。慣れた人でも気力・体力を充実させ続けることは大変ムズカシイ。また、多くのスタッフとの関係もあります。さまざま熟慮した結果、公開リハーサルを思いつきました。ちょうど日曜日が6回ありますので、ドイツの4回とあわせて10番勝負!と奮ってみました。

 

ドキュメンタリーフィルム制作の費用、ドイツ滞在費(航空券は国際交流基金で出して頂きました。)のために寄付も募る目的もありますので、観に来てくれるかたには500円(出演者の交通費)だけ頂戴し、普通のパフォーマンスではないことをお伝えし、カンパ袋をお渡ししました。

 

第1回目は、ジャン・サスポータス、岩下徹、喜多直毅、さとうじゅんこ、松本泰子、佐草夏美、村上洋司がボランティア参加しました。どうです?豪華でしょう?竜太郎さんの人気が分かります。

 

予定の時間になり、竜太郎・徹のご挨拶に引き続き、ジャンさん体操を聴衆・出演者揃ってやりました。これが壮観でした。昔、台湾のアミ族が狩りに行く前にコーラスをする感じに似ています。会場の気持ちが溶け合って一つになります。

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だいたいの構成を決めさせて頂き、臨機応変していくスタイルを取りました。というか、それしかないし。

 

1:竜太郎ソロ(一人っきりのソロを毎回やることは必要かと)徐々に喜多直毅・齋藤徹入る。

直毅さんの身体性が今までに無く発揮されています。良い感じで彼の即興は進んでいますね。うれし~です。

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2:佐草夏美さんのジャワ舞踊で始まり、ジャン、岩下徹が徐々に加わり、ちょっとガムラン風になったところで急遽、じゅんこ・泰子の菩薩と守護天使に加わってもらい、竜太郎さんにも入ってもらいました。この日、夏美さんの存在はとても際立っていました。動に対する静の動きでは無く、静の動きの中に静と動がある動き、とでも言うもので、竜太郎さんにとっても初めてのことだったでしょう。

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3:直毅・徹・じゅんこ・泰子の「うたをさがして」隊の即興。聴衆も含めてみんなで声を出し合うという展開になり呪術的・祝祭的感覚、こういう展開は、ヨーロッパ人よりも、日本人あるいはアジア人のほうが、自然・得意なのでは無いか、と後で話題になりました。面白かったです。

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4:村上洋司さんの即興演劇のコーナー。竜太郎さんを誘って、大きな白い布を持った洋司さんが登場、即興的な言葉の応酬は嘘や気取りの入る余地がないので、思わぬ展開になります。竜太郎さんも得意な分野なので、この回路を開いておいてドイツにも繋げようと思っての企てでした。

最近映画撮影でもこの手の手法が使われているそうです。普通は稽古をイヤと言うほど重ねる演劇に対して大胆な企てです。

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5:ジャン・サスポータス、岩下徹デュオ、千恵の輪トリオの時にデュオがありましたが、それ以来。なかなか貴重なデュオですよね。ジャンが「久しぶりですね~」と話しかけたりしてユーモラスに展開しました。直毅さんと私で入ろうとしましたが、デュオのままの方が良いかとほとんど入らず、最後にタンゴ風に展開させるところで参加。

 

6:佐草夏美・竜太郎デュオ(しずかな音を演奏)これが思ってもみなかったほど成功しました。竜太郎さんのダンスセンスは確かなものであることを確認しました。

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7:「うたをさがして」から「舟唄」を全員で歌う。真妃が夢に見たという光景にあやかってやってみました。この歌をよく知る歌手が二人いるのでピッタリでした。

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そして、そして、1本目の一本締め。

心づくしの打ち上げで真妃と泰子さん(前日が誕生日)のお祝いも兼ねて、みんな思い思いの感慨とおしゃべりの時間でした。

 

そうそう、日本に残って高山・京都見学をしていたフレデリック・ブロンディとマルガリータも会場に現れ、大変喜んでいました。イイネ、イイネ。

 

さて、来週の2本目はどうなるでしょう?楽しみです。

8月17日(日)15:00より 会場 「いずるば」http://izuruba.jp

入場:500円 (別途、映像制作・ドイツ滞在費のカンパをお願いしています。)

参加予定ゲスト(今のところ):松本泰子、村上洋司、田辺和弘、オオタマル、元井美智子 などなど

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