ユーラシアンエコーズ第2章DVDそして姜泰煥とのデュオ

_MG_1516 _MG_1513 _MG_1511

 

目下、「ユーラシアンエコーズ第2章LIVE」DVDの編集最終段階です。

真夏の夜の夢のようなコンサートでした。

元一(打楽器・ピリ・声)姜垠一(ヘーグム)許胤晶(コムンゴ)という伝統音楽界の第一線で活躍するミュージシャンと孤高の姜泰煥(サックス)、南貞鎬(ダンス)はモダンダンス界のトップ、迎える日本側は沢井一恵(十七弦)と門下の箏カルテット・螺鈿隊、喜多直毅(バイオリン)に私です。そして、この企画を日韓・韓日の2国間関係に閉じないためにも「ユーラシアン」エコーズと名づけ、今回はヨーロッパのジャン・サスポータスさんにも入ってもらいました。私にとっては21年ぶりの企画で元一・姜垠一・許胤晶は前回も参加していました。

 

このところの日韓・韓日関係(政治・社会)は戦後最悪かもしれません。ずっと右も左も同じ事を言い続ける間に真ん中に持って行かれていたのに、このごろはそうでもなくなってきな臭くなっています。

 

どんな言説が渦巻こうが、舞台上では真剣勝負でした。そして終わった後の一体感・爽快感は何とも言えませんでした。(そういう意味でもカーテンコールを映像に付け加えました。)もちろん、音楽もメンタリティも随分と「違う」のです。でもそれは「糧(かて)」にこそなれ、障害にはなりません。ヨン様ブームであっと言う間に日本の人々の気持ちが変わったのに、またあっと言う間に戻っているのかも知れません。私が学生の頃、韓国語を習ったとき、今のような教材はまったくありえませんでした。

 

そんな意味でもこの公演をDVDにして世の中に示したかった。私のCD・DVD作品は「アリバイ」的な要素が強いですが、この作品はちょっと違います。是非、ご覧いただきたく存じます。おって情報を流します。

 

そのコンサートに欠くことのできない音を提供してくれた姜泰煥さんとのライブが22日あります。ユーラシアンエコーズ第2章を経て何かが生まれたのか、確かめたい気持ちで一杯です。

 

5月22日(木)「CANDY」千葉市稲毛区稲毛東3ー10ー12

開場19:30 開演20:00 前売り 4000円、当日4500円 1Drink付き

学生1000円引き(当日学生証提示)

予約・問い合わせ Candy 電話:043ー246ー7726 jazz_candy_1j@infoseek.jp

http://www.blog.livedoor.jp/jazzspotcandy

JR総武線「稲毛駅」西口下車徒歩2分

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です