旭川その3

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19日 午後にジャンさん体操1時間半、気の道2時間 夜は音と身体のワークショップ2回目。

人は皆、楽器は持っていなくても(特にベースなどと言う巨大な楽器を持っているヒトは限られます)身体や声は持っています。そういうこともあり、体操・ダンス・気の道のワークショップは多種多様の人々が集います。(ちょっと羨ましいですね。)バレー、合気道、ヨガをやっている人も何もやっていない人も身体の調子の悪い人も、妊婦も、子供も、老人も参加していました。

 

モケラに帰り、音と身体のワークショップ2回目。前回より多い参加者。少しでも実り多きように工夫をします。参考音源もCDRに焼いてもらい参加者に配りました。

 

身体のチューニングはクッコリ(韓国の12拍子)をつかい、ミラーニューロンを意識し、微弱な音を意識し、探す仕草と空気の重さ、mの音の記憶、胎児の記憶、笑い・咳き込む・p・sh・濁音などでカオス、警しつで立ち上がり、呼ぶ仕草で声と記憶、身体を叩く、プレゼントする、沈黙、身体の輪郭が溶ける意識でのリディアン旋法、ディオニソス・ソロモン、アンゲロプロスの話からコトバ、即興的なコトバのリレー、5拍子のダンス、誰?いつ?何処?何?どのように?どうして?などに対し「私」で答える(コトバから詩のコトバ)

 

と、ここに書いただけでは何かさっぱり分かりませんが、そういうことをやりました。モケラの特徴として私と私たち、自分と他人、仲間、肯定、傷つきやすい魂、弱者との共有、高い志などから発想したものです。コトバの即興は物語になったり、共感になったり、決してあらかじめ準備できない方向へ進みました。ほっこりした気持ちで終了。

 

最終日、モケラでのデュオ。こちらはやはり何も決めません。ここでは生半可な作為は即座にバレます。だいたい1時間ということだけ、それも北海道へ来てからの公演がすべてだいたい1時間でしたので、暗黙の内にそうなっていました。札幌でワークショップを体験したりLIVEを観てくれた人が多く来てくれています。嬉しいものです。

 

フルハウスの会場、まだ陽の残る中から(まだ外は雪が氷となって残っています!)豊島さんの照明の中、始めました。何をやったかあまり覚えていません。アンコールもあり、高揚した会話もたくさんアリ、暖かな打ち上げもアリでした。途中でこの秋来日よていのセバスチャン・グラム(ベース)がSkypeしてきて、この打ち上げを見、その雰囲気で非常に多くを感じたようでますます来日が楽しみになったとのことでした。

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