バーバー富士 祝!第100回ライブ

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100回のコンサートプロデュース、おめでとうございます。

こうやって写真を拝見していると、楽器は3台替わっています。髪の毛も黒から白へ。

松本さんサイドも御結婚・家の改築・お二人出産・お父上との別離とありました。

(共演:梅津和時・井野信義・林栄一・千野秀一・沢井一恵・板橋文夫・天田透・瀬尾高志・喜多直毅・ミッシェルドネダ・バールフィリップス・ベルトランゴゲ・ジャンサスポータス・フレデリックブロンディ・オリヴィエマヌーリ・レカンニン どうです!この豪華なメンバーは!!)

 

歳を取ったのでしょうか、最近はよく世代の話になることがあります。やはり同世代は何も言わなくても通じる共通経験がありますね。松本さんとは同世代です。東京へライブ通いするよりは、上尾に来てもらおう、という発想を得て、理髪店内でライブを100回やって来たのです。ご近所への音漏れの心配もあったでしょうし、集客の心配はキッチリ100回あったことでしょう。しかし、世界で一番有名な理髪店になりました。壁には99回の音が染みこんでいます。

 

私も彼も、若気の至りの時期に会いましたので、即興しかないぜ!という時期も共有しています。でも日本もあるよ、日本伝統音楽もスゲーのが有るし、美空ひばりは凄いし、自分って何だろう、世界には無数の素晴らしい民族音楽もあるし、自分たちの歌を歌いたいし、ブラジルの芳潤、アルゼンチンの躍動、韓国の歌と踊り、ダンスもすばらしいし、絵も良いよね、でも即興音楽でしか現せない世界ってやっぱりあるよね、などなどの変遷を共有してきたのです。

 

100回目にあたってずいぶんと前からオファーがありました。それはそれは大変名誉なことです。最初のオファー通りソロをしようかと思いましたが、ソロはいつでもできるということもあり、喜多直毅さんとのデュオにしました。彼はいろいろいろいろな経験を経て現在に至っています。私にとっては最も大切な共演者の一人です。そして私や松本さんと違う若い世代に属しています。共演者と「会えている時間」の重要性は強調しすぎることはありません。そして直毅さんは、松本さんの100回を受け止めることができるし、先に繋げることもできると確信しています。松本さんは何も言わず「ハイわかりました」。

 

昨年、私は58歳になりました。昔ならもう定年退職ですね。でもまだまだ新人のつもりです。実際そう思っています。その昨年、愕然としたのは、高柳昌行さんの享年が58歳だったことです。私がキャリアの初期に富樫雅彦・高柳昌行という二人のカリスマのメンバーだったことは巨大な経験でした。その頃からの知人には「もう、わたしももっと威張って良いのね?」なんて冗談を言っています。

 

今会えていることの大切さを、その時その場限りの即興演奏で100回記念ライブをぶちかまそうと思います。察知してか広島・三重からの予約があると言います。何かビビッと来た人、是非、共有しましょう!

 

 

(362-0034 埼玉県上尾市愛宕2-12-17 JR高崎線上尾駅東口より徒歩10 )

(上野から高崎線で35,新宿から湘南新宿ラインで40)

(tel 048-772-2175)http://members.jcom.home.ne.jp/barberfuji/

開場 18:30 

開演 19:30 

視聴料 4000円 

予約・問い合わせ

終演後参加費無料の打ち上げがあります。

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