早川純special キンテート プレイズ ピアソラ!

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12時間半のピアソラリハーサル

 

「うたをさがして」序2に参加してくれたお礼に、早川純さんのキンテートでピアソラをやることになりました。30代前半ののびのびはつらつ世代三人に黒田京子さんと私はほとんどPTAのようです。フフフ。(リハ初日に2人だけ楽譜をA3用紙に拡大コピーしてきていました。ハハハ。しかしラ・カモーラのように譜面が8枚綴りだとどうやっても譜めくりできませんでした。ヒヒヒ。パート譜を作ってきてもらいました。ヘヘヘ。譜面台2台でできそうです。ホホホ。)クソ暑い中、ピアソラのハードな曲ばかりを3回に分け12時間半リハーサルしました。試され、鍛えられます。

 

早川さんが私の昔々のCD「アウセンシャス」のような演奏がしたいということで、楽しい踊れるタンゴではなく演奏性の高いもの、ジュンバを多用したヘビーなタンゴなどがレパートリーの中心。

 

ビジュージャ、午前零時、ラ・カモーラ、エスクアロ、チンチン、コントラバヒシモ、イマヘネス676、と並んだだけでいかにヘビーかおわかりの方も多いはず。加えてオブリビオン、アウセンシャスのミロンガ、早川さんのオリジナル「トッカータ」私の「タンゴエクリプス第一章」の予定。

 

極太ガット弦(プレーン)の音がバンドネオンの左側の音(低音部)に酷似していることを発見しました。ざらついた低音。雑味のある倍音です。何か嬉しいものです。前記「アウセンシャス」ではまだオリーブ弦(ガットの銀巻)を使っていたと記憶します。裸のガットが本当に適していることを今回確認できました。それは、タンゴに電化が似合わない理由でしょうし、ドラムセットが似合わない理由でもあるでしょう。誇り高きコントラバホとバンドネオンの左手がリズムを伸び縮みさせダイナミックスを支配するのです。コントラバホがピアノの左手の補助ではなく、ピアノがコントラバホの補助なのです。ですからタンゴは最大50人くらいの客席規模でノンPAでやるのが一番適しているでしょう。PAを使うとしても大きな楽器の音量に合わせるPAではなく、音質で合わせてくれなければいけません。大音量PAが現代的なんてなんてお下品な。

 

 

早川純 Special Quinteto プレイズ・ピアソラ!

http://www.motionblue.co.jp  

MOTION BLUE YOKOHAMA

モーション・ブルー・ヨコハマ

〒231-0001

横浜市中区新港一丁目1番2号 横浜赤レンガ倉庫2号館3F

045-226-1919 (11:00am~10:00pm)

Bn.早川純 Cb.齋藤徹 Pf.黒田京子 Vn.吉田篤 Gt.田中庸介

自由席 ¥3,600(税込) / BOX席 ¥14,400+シート・チャージ ¥6,000 (4名様までご利用可能)

open_4:00pm / showtimes_5:30pm & 7:30pm

8/17(土)発売開始

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