メキシコ音楽

 

12月のライブ予定

早いものでもうすぐ12月。ライブ予定をお知らせします。
12月1日 ポレポレ坐「ワールドミュージックの館」メキシコ音楽特集
峰万里恵さん・高場将美さんが中心になって私と喜多直毅が参加して行われています。今回はメキシコ音楽に精通(ラテン音楽全般に精通)しているギタリスト・歌手の三村秀次郎さんが加わり、グッとメキシコらしくなります。

メキシコ音楽というと「ラ・バンバ」「ベサメ・ムーチョ」「つばめ」「グアンタネメラ」「ラ・クカラーチャ」(ゴキブリ?)「ククルククパロマ」など私の世代ではよく知られています。50年〜60年代日本ではラテンブームというのがあったのです。アントニオ・古賀さん、アイ・ジョージさんとか、有馬徹とノーチェ・クバーナ(キューバの夜)、ハリー・ベラフォンテ、バナナ・ボートとか、西田佐知子さんコーヒールンバ、ペレス・プラード・マンボナンバー5,トリオロスパンチョス、ザビア・クガートなどなどどんどん思い出してきます。高柳昌行さんがハナ肇さんたちと一緒に演奏していた昔グランド・キャバレー(何百人も入る!)ではジャズバンドとラテンバンドかタンゴバンドが交替で演奏していたそうです。若き富樫雅彦さんがティンバレス演奏している写真を見たこともあります。

一般にもっとよくしられているのは「波濤を越えて」と「シエリート・リンド」でしょう。題名はわからなくてもメロディはほとんどの人が知っているはず。それこそ「カルメン」や「蛍の光」クラスの世界の名曲ですね。この二曲もやりまっせ。「アイ、アイ、アイアイ、カンタ イ ノ ジョレス」歌うんだ!泣かないで!

私は数年前、詩人の野村喜和夫さんとメキシコシティに行きました。詩のフェスティバル。満員、スタンディングオベーションでした。詩が生きている国、国民総生産でなく国民幸せ度が日本の何倍も高いメキシコの理由でしょう。フリーダ・カーロの青い家に行って(トロツキーの家のそば)見張りの猫と遊びました。何回か共演した黒沼ユリ子さんはこの近くに住んでいます。ル・クレジオもアントナン・アルトーもカルチエ・ブレッソンも引き寄せられた国メキシコ、骸骨のすきなメキシコ、生と死が友達?なのでしょう。

 

ワールド・ミュージックの館〜峰万里恵と仲間たち〜
「第5回 太陽と闇 〜メキシコのうた〜」
……サボテン……テキーラ……ソンブレロ……
それだけがメキシコではありません。先住民の神々や精霊たちも、いま生きている
メキシコの神秘・魅力の歌たちを呼んできます。
■日時:2012年12月1日(土)18:30 open / 19:00 start
■出演:峰 万里恵(うた)、三村秀次郎(ギター)、齋藤 徹(コントラバス)
    喜多 直毅(ヴァイオリン)、高場 将美(ギター、話し)
■料金:予約3,000円/当日3,500円(ワンドリンク付)
■予約:03-3227-1405(ポレポレタイムス社)E-mail : event@polepoletimes.jp
■制作:峰 万里恵と仲間たち/ポレポレ坐

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