台風が来たり、弦311のインプロバージョンが始まったり、処方箋の薬が増えたり、バールツアーの細かな作業に追われたり、風の器の庄崎さん・山下さんと飲み会があったり、レッスンがあったりで気ぜわしいです。今回はちょっとリンクを書きます。
↑写真は以前日記に書いたセザールさんとジャンさんの2ショット@ラデバウルです。セザールさんのHPを(http://www.cesar-olhagaray.de)を開けてみたら、やっぱりというか、なるほどというか、ヴィオレータ・パラに捧げた作品もありました。ちょっとニキっぽい感じもありますね。
55人のコントラバスアンサンブルの録音・録画をしていたのは、gligg records (http://www.gligg-records.com/index.html)です。中心人物の、マーチン・シュミットさんはマンドリンプレーヤーでもあります。その最初のきっかけが子供の頃に聴いた日本人のマンドリン奏者コンサートだったそうです。バッハをマンドリンで弾いたり、ノイズインプロをやったりしています。
セバスチャン・グラムも「やっと彼のような人に会えたよ」と絶賛。出たばかりのセバスチャンのソロ「atopie」JazzHausMusik(JHM213)www.jazzhausmusik.de のマスタリングをやってもらい、信頼したようです。The “minor” label for “mining” artists(掘り起こしているアーティストのためのマイナーなレーベル)というシャレが好きで「いいだろう?」と何回も言っていました。音楽・ことば・ヴィジュアルの三部門ですでに多くの作品を世に問うています。バールも来年早々出すようです。
私と入れ違いにヨーロッパに行っていた娘は、パリで、千恵の輪トリオでお馴染みのオリヴィエ・マヌーリ(バンドネオン)、来日公演を手伝ったフレデリック・ブロンディと会っておみやげを託されて帰ってきました。
Oliveir Manoury Quartet ” live at the New Morning” DVD erma jazz200.007
オリヴィエのレギュラーカルテットによるライブDVDです。いつものシャツを着ています。もともとジャズ好きな彼らしい作品。
”FREE TANGO” Olivier Manoury(bandoneon)/ Sergio Gruz(piano) CDR
タンゴでフリーみたいにやりたいんだよ、と言っていたものの実践でしょう。volver, nostalgias, ausenciasなど彼の得意なスタンダードもやっています。
オリヴィエの奥様でベルサイユのコンセルバトワール・ピアノ教授 Edda Erlendsdottirさんはハイドンのソナタ47,35とアリエッタ、アンダンテ ERMA200.004 二年前ミッシェル・ドネダと久田舜一郎さんとトリオでモントレイユのレザンスタンシャヴィエで演奏した時、エッダさんも来てくれました。
“OBDO” frederic blondy & Thomas Lehn (at 07)2人の鍵盤奏者のデュオ。トマス・レンはどう見ても天才。頭の回転の速いことにかけては引けを取らないブロンディとのデュオ。www.anothertimbre.com
“VERS L’ILE PARESSEUSE” ブロンディと昨年来日し好評だったベルトラン・ゴゲさん、そしてレ・クアン・ニンさんの奥さんチェロのアーテンバーガーさんのトリオ
そして日本盤で喜多直毅とブロンディのデュオ(これは、二人を紹介したお礼にとプロデューサーさんに贈呈していただきました)”Spirals are dancing alone ” airplane APX1010
今日、レ・クアン・ニンさんからメールがあり、ちょうど一年前にツアーが始まったことを思い出させてくれました。「あれは我が生涯最高のツアーだったよ、毎日思い出してる」と「塩」での記念写真をつけてくれて、なんとまあありがたいありがたい。