二日目、11時に教会へ。天井の高い良く響く古い教会。正面の十字架が見えないので聞いてみると修復中とのことで、小さな覗き窓から修復現場が見えるようになっています。ここで自由にリハをして良いとのこと。と言っても観光客や礼拝の信徒さんも時々見えます。
ジャッキーは高いところに設えてある説教台にロープでよじ登る練習をしていたり、丈輝は、四つ足で走る稽古、逆さまに歩く稽古をしていたり。昔の敬虔な教会だったら大変なことになってますね、これは。確実に。私はレンタルベースとのいい関係を作るべく楽器を弾きます。当然のようにスティール弦です。そのまま弾くと、どこまでも響く教会の音響との相乗効果で天上の音楽さながら。
みんなが、感心しています。私もこんなにうまかったのかと思ってしまうほどです。
ジャッキーは高いところに設えてある説教台にロープでよじ登る練習をしていたり、丈輝は、四つ足で走る稽古、逆さまに歩く稽古をしていたり。昔の敬虔な教会だったら大変なことになってますね、これは。確実に。私はレンタルベースとのいい関係を作るべく楽器を弾きます。当然のようにスティール弦です。そのまま弾くと、どこまでも響く教会の音響との相乗効果で天上の音楽さながら。
みんなが、感心しています。私もこんなにうまかったのかと思ってしまうほどです。
しかし私は知っています。これではない!
ホテルへ戻り、極太ガット弦を持ってきて張り替えます。これです。この雑味。このノイズ成分。もちろんスティールのようにウツクシク響きませんが、今の私はこれです。
(と言っても、低い二本の弦は太すぎて、楽器に入りません。テールピースを削るわけには行かないので下の二本はスティールのまま。)
稽古がなかなか進まないので私が叩き台を提示。それに沿って一回通し稽古が出来ました。快い疲れの中でワインと食材を持って市庁舎の前の広場で宴会。アーヘンは、今大変過ごしやすい気候です。9時過ぎ迄明るいし冷んやりとした風の中でいろいろと話が出来ました。